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週刊ヤングジャンプ53号感想

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ブンゴ126話最後の窮地

満身創痍のブンゴに容赦なく襲い掛かる静央レギュラー陣。

大ピンチの中で迎えるのは、終世のライバル野田。

味方も観客も、体力、気力も尽きかけているブンゴが野田を抑えこむ事は難しいと見るなかで、師匠でもある吉見だけは、かすかな可能性と期待を捨てず見守っているようにも思えた。

心の中でバッテリーを組む米村に詫びながらも、投げるというピッチャーにとっての本能だけはこれまで以上に研ぎ澄まされているような迫力を見せるブンゴ。

次週は、この試合、最大にして最後の勝負が見られそうで、とても楽しみ。

かぐや様は告らせたい白銀御行と石上優

今回で、石上が人に心を閉ざしてしまう背景が描かれていた。

一学生が、こうした状況に追い込まれてしまうと、誰でも石上のようになってしまうのではないかと考えさせられた。

自分の主張や言い分に誰も耳を貸してくれない中、捻じ曲げられた事実と不名誉を受け入れる覚悟をした石上を救ったのは白銀を始めとした生徒会メンバー。

そして、石上さえ知らない所で伊井野が頑張ってくれていた場面もグッときた。

スマートでなく、正攻法ではなかったかもしれない石上のやり方。

それでも、御行が、石上がクラスメイトのために起こした行動を認め、偽りの気持ちで固められた反省文の上から書き殴った

『うるせえバァカ!』

は、胸がすく思いだった。

ゴールデンカムイ139話樺太へ

今回、キロランケの行動の背景に、アイヌ族の未来を考えてだということが分かった。

それが、旅を共にした仲間への裏切りであっても、キロランケにとっては譲れない決断だったのだろう。

もう一人の裏切り者である尾形は、杉元の生存の可能性もあり得ると発言するなど、どこまでも冷徹な思考の持ち主である事が再確認。

ただ、その行動原理や目的はまだはっきりとせず、その分、不気味さを与えてくれる。

一方、杉元は二人の裏切り者に対し、はっきりと殺してやると明言。

新たな舞台として迎えることになる樺太は、これまでにない死闘が展開されそうだ。

そして、今週ちょっと悲しかったのが、マスコットキャラ的な存在だったリュウが焼死している場面。

現実でも動物の存在は、ホッと和ませてくれる所があるだけに、本当に残念だ。

リクドウ171話バカ正直者

やっぱり馬場会長が柳にとって、大きな存在であった事が証明された回だった。

兵動に為す術もない中視界に捉えた馬場会長の姿に、秘めた闘志が爆発し、今試合で強烈な一撃を喰らわす。

う~ん、想像というよりこれを期待してただけに、兵動ファンんは申し訳ないが、最後のクリーンヒットには、柳を応援している私としては、ここまでのフラストレーションが全て発散された瞬間だった。

クールな部分に熱い闘志をたぎらせるという点は、リクと似ており、やはり時期は違っても馬場一門という所か。

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