天翔のゆずぽん酢を水炊きで味わう!カッコよさと歴史が光る上品ポン酢の実力とは?
冬の定番料理といえば、やっぱり鍋。
その中でも我が家で最も登場回数が多いのが「水炊き」です。シンプルな具材とスープに、ポン酢が命とも言える料理ですが、今回はちょっと特別なポン酢を使ってみました。
その名も——天翔(あまかける)のゆずぽん酢!
購入の決め手は“名前のカッコよさ”
このポン酢をスーパーで見つけた瞬間、思わず手に取りました。理由はとても単純、でも大切なこと。
**「天翔」**という名前が、どうにも中二心をくすぐってしまったのです。
ジャンプ黄金期に青春を過ごした世代なら、この名前にピンと来る方も多いのではないでしょうか?
そう、あの不朽の名作『るろうに剣心』の主人公・剣心が放つ最強の奥義——天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)。
ポン酢にそこまでの破壊力があるかはさておき、このネーミングセンス、侮れません。これはもう買わずにはいられない運命だったのです。
歴史の重みを感じる“天翔”ブランド
調べてみると、このポン酢を作っているのは日本丸天醤油株式会社。
創業はなんと寛政七年(1795年)。
江戸時代末期から続く老舗中の老舗であり、るろ剣の時代どころか、それより遥かに前から存在していることに驚かされました。
名前のカッコよさに惹かれたとはいえ、実は歴史という名の重みが詰まった一本だったのです。
メーカーによる商品説明
酸味は苦手、でも季節の風味は食べたい!という方にお勧めします。柚子の風味と控えめの酸味を両立させました。かつお節と昆布で味もしっかりつきます。
水炊きで実食レビュー!
さて、実際に天翔のゆずぽん酢を水炊きで使ってみました。
まず感じたのは、非常に上品な香りと味わい。
商品説明にも「ゆずの風味と控えめな酸味を実現」とありましたが、その通りで、強烈な酸味はなく、どちらかというとマイルドで丸みのある味。
香りもほんのりとした柚子の香りで、他の食材を邪魔しない絶妙なバランス感。派手さはありませんが、鍋全体の調和を大切にするような“静かなる名脇役”といった印象でした。
一方で気になったポイントも…
ただし、鍋における「パンチ力重視派」の方にはやや物足りなく感じるかもしれません。
実際、食べているうちに味がなじみすぎてしまい、途中で何度もポン酢を追加する場面がありました。
酸味や風味が控えめな分、食材の個性に埋もれてしまいやすいのかもしれません。そういう意味では、コスパ面での不安を感じる人もいるかもしれませんね。
天翔ゆずぽん酢はこんな人におすすめ!
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強い酸味や香りが苦手な方
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上品でまろやかな味を好む方
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歴史ある調味料にロマンを感じる方
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ネーミングに惹かれてテンションが上がる方(重要)
強烈な個性を求める人には向かないかもしれませんが、家族みんなで囲む鍋や、素材の味を活かした料理には最適な一本だと思います。
まとめ:歴史の重みと優しい味わいが同居した“和の名脇役”
「天翔のゆずぽん酢」は、奇をてらわず、しっかりと伝統を守りながら作られた、安心して使える逸品でした。
ポン酢にしてはややおとなしいかもしれませんが、その分、料理や食材を引き立てる力に長けています。
毎日の食卓にそっと寄り添ってくれるような、そんな優しさが詰まった味でした。
とにかく名前がカッコよく、食卓に出すだけで会話が弾むこと間違いなし(笑)。
この夏も冬も、我が家ではまた活躍してくれることでしょう。
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