昭和レトロな魅力!杉本屋製菓の厚切りいもようかんを実食レビュー
甘い和菓子が恋しくなる午後のひととき。
ふと立ち寄ったスーパーのお菓子コーナーで、何やらレトロな雰囲気をまとった和菓子を発見しました。
それが今回レビューする、**杉本屋製菓の「厚切りいもようかん」**です。
さつまいもを使った羊羹ということで、お茶請けにも良さそうだし、何よりその“昭和レトロ”なパッケージに思わず惹かれて購入。
今回は、そんな気になるいもようかんの味や食感を、実際に食べた感想とともに詳しくレビューしていきます!
杉本屋製菓「厚切りいもようかん」ってどんな商品?
愛知県の老舗和菓子メーカー「杉本屋製菓」と言えば、昔ながらの駄菓子やゼリー菓子で知られるブランド。
そんな杉本屋さんが手がける厚切りいもようかんは、さつまいもを使った羊羹というユニークな一品です。
特徴的なのは、その厚みとボリューム感。
名前の通り厚みのあるようかんで、袋から取り出すと小皿の半分近くを占めるような存在感があり、見た目だけでも「これは食べ応えがありそうだ」と感じさせます。
パッケージに描かれている素朴なさつまいものイラストや書体も、どこか昭和の香りを感じさせるデザインで、懐かしさに心惹かれる方も多いのではないでしょうか。
実際に食べてみた感想は?
いざ、袋を開封。
そのままでは少し大きすぎて食べにくかったため、包丁で一口サイズにカットしていただくことにしました。
……見た目がちょっと“お漬物”っぽくなってしまったのはご愛嬌(笑)
さて、肝心の味ですが、ようかん部分はやや控えめな甘さで、しっかりとした食感。
噛み応えがあり、もっちりとした舌触りは、どこか芋ようかんというより「水ようかんと芋ペーストの中間」といった印象を受けます。
しかし、さつまいもの風味に関してはやや弱め。
さつまいもそのものがゴロッと入っていたり、繊維感のあるペーストが感じられるわけではなく、全体としては「あくまで芋風味のようかん」といった位置づけです。
香りもほんのりと甘く、自然なさつまいもをイメージしていましたが、想像よりもインパクトは控えめ。
正直、“芋ようかん”というネーミングからくる期待が少し先走ってしまったかもしれません。
まとめ:素朴な味わいが魅力、だけど芋感には期待しすぎ注意!
総合的には、昔ながらの和菓子らしい、ほっこりするようかんでした。
甘さも控えめで、しっかりとした弾力があり、小腹を満たすにはちょうどいいボリューム。
ただし、「芋をしっかり味わいたい!」という人にはやや物足りないかもしれません。
“さつまいも”を期待すると拍子抜けする可能性がありますが、逆に“芋風味の和風スイーツ”と捉えれば、コスパもよくて満足度の高い一品です。
お茶請けに、ちょっとレトロな和菓子を楽しみたいときにぴったり。
冷やして食べるとまた違った食感になるので、夏場のおやつにもおすすめです!