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フィ－ルドが無人状態という現状を考える!
美しく作りこまれた世界（フィールド）にも関わらず、プレイヤーとすれ違う事さえ難しい。
多くの人は住宅村や街にいることが多く、ドラクエ10の場合はそこからボスコンテンツに突入することが出来る仕様となっているのも一因となっている。
しかし、最もたる原因は、フィールドに出る目的が少ないということだろう。
フィ－ルドに生息するモンスターが動くオブジェのようになっているのは、RPGとしては致命的である。
そんな事態でも、それなりに世界が回っているのは、定期的に実装されるボスモンスターの存在なのだが、それも攻略されていけば、フィールドモンスター同様の末路が待っているのみ。
やはりRPGである以上、フィールドを駆け回り、様々な困難をクリアしていくという展開を楽しみたい。
白宝箱がいまいち盛り上がらないのは？
実装当時には、これまでバザー品でしか装備を得る機会がなかっただけに、大いに盛り上がった。
しかし、その後、ゼルメアや防衛軍でも最新装備が入手できるようになると、そのブームも落ち着きをみせ、今では下火となったといっても過言ではない。
個人的には、ゼルメアや防衛軍の報酬は、フィールドモンスターでは入手できない量の経験値とゴールドぐらいでよかったと思う。
多くのプレイヤーの目的は気軽にみんなでワチャワチャと遊びたいだけのはず。
そこに、最新装備をぶち込むというセンスの無さがフィールドの過疎化を加速させているのだ。
ここまで来ると、この運営は、意図してフィールドが盛り上がる事を防ぎたいのかとさえ勘繰ってしまう。
フィールドモンスターのドロップアイテム向上化計画!
当初は盛り上がった白宝箱だが、所詮はゴールドさえあれば、バザーで簡単に入手できる物ばかり。
かなりレア度の高い耐性埋め目当てぐらいしか、モチベーションが沸かない。
また、その耐性埋めを入手しても、どこで活用するのかという問題もある。
いかに完璧な耐性装備を身にまとっても、いまのドラクエ10はボスのワンパンで沈められるバランスで、あまり意味が無い。
こうした悪循環がよりフィールドに出る理由を希薄にしている点だ。
それならせめて、世界中の葉やエルフの飲み薬など、少しは希少性のある物をフィールドモンスターでガンガン入手しやすくすればよい。
そうすれば、唯一の盛り上がりコンテンツであるボス戦も挑戦しやすい環境になる。
ドラクエ10が今後もボスコンテンツだけでその命脈を繋いでいく考えなら、せめて挑戦するハードルを下げて敷居を広げる方向にしてほしい。
エンドコンテンツともなれば、葉っぱや雫、飲み薬が飛び交う展開も予想される。
また、回復や蘇生アイテムがこれまで以上に簡単に入手できるようになれば、これまでに無かったパーティー構成で遊ぶこともできるはず。
その役割の一端をフィールドモンスターに担ってもらう事になれば、少しは活性化にも繋がると思うのだが。