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【断念レポ】ファークライ2を今さらプレイ。原点を求めた先に待っていた過酷な現実

投稿日:2018年11月26日 更新日:

燃え上がる「ファークライ熱」に導かれて

PS4の購入と同時に手を出した「ファークライ4」。それが全ての始まりでした。3以来の熱狂が再燃し、4をクリアするやいなや、気がつけばネット通販で「プライマル」をポチっていました。原始の世界で弓矢や槍、こん棒を手に没頭する日々。長い道のりを経てプライマルもクリアしましたが、私の心に灯ったファークライへの火柱は収まるどころか、激しく燃え盛る一方でした。

この勢いで最新作の「5」へ突入しようかとも思いましたが、ふと一つの思いがよぎったのです。 「この素晴らしいシリーズの原点、そのルーツには一体何があるのだろうか」

そう思い立ち、現在でも比較的容易に手に入るPS3版の「ファークライ2」を購入しました。シリーズが世界的な人気を不動のものにする直前、10年前の作品にはどんな魂が宿っているのか。私は期待と好奇心を胸に、アフリカのサバンナへと足を踏み入れたのです。

10年前のアフリカが放つ「色褪せない美しさ」

2008年発売ということで、今の目で見ればグラフィックやインターフェースに古めかしさを感じるのは当然です。しかし、それは百も承知。むしろ今のシリーズに繋がる原初的な手触りを求めていた私にとって、その古さは不満になるどころか、むしろ「味」として楽しめました。

驚いたのは、10年前という制約の中で表現されたアフリカのサバンナの美しさです。風に揺れる草木、照りつける太陽の質感。今のシリーズのような利便性こそありませんが、そこには確かに「生きている世界」としての凄みがありました。

「これなら最後まで走り抜けられる」 序盤の私は、そう確信していました。しかし、その先に待っていたのは、現代のゲームでは考えられないほど過酷な「現実」だったのです。

心を粉砕したフリーズと進行不能バグ

残念ながら、タイトルにもある通り、私は本作をクリアすることができませんでした。その最大の要因は、頻発するフリーズと致命的な進行不能バグです。

プレイ前からいくつかのサイトで情報を得ており、対策として複数のセーブデータを管理するなどの「危機回避」も実行していました。数回のフリーズは、10年前の作品ゆえの洗礼として我慢できました。しかし、進行不能バグだけはどうしようもありませんでした。

少し前のデータからやり直しても、同じ場所で物語が止まる。さらに遡ってリカバーを試みようとした時、私の心は完全に折れてしまいました。より古いデータからやり直せば回避できた可能性もありましたが、そこまでして再起する情熱を、ゲーム内での過酷な仕様が奪い去っていたのです。

後継作ユーザーが驚愕する「FC2」の不自由な世界

「3」以降からシリーズに入ったファンにとって、この「2」の仕様は驚きの連続でしょう。私が特にげんなりしてしまった点は、主に3つあります。

まず、移動の制限です。オープンワールドを謳いながらも、実際にはミニマップを繋ぎ合わせたような構造で、歩道や車道以外からの行動が大きく制限されています。シリーズ特有の「どこへでも行ける自由度」を期待すると、かなりの窮屈さを感じます。

次に、敵の配置とリスポーンの早さです。道のりには短い間隔で検問所が設けられており、敵兵を全滅させて突破しても、少し時間が経って戻ればもう敵が復活しています。さらに、本作にはファストトラベルが存在しません。唯一の公共交通機関であるバスも使い勝手が悪く、自力での長距離移動を強いられる中で、この執拗な検問所の復活は精神を削り取っていきます。

そして何より絶望的なのが、敵兵の射撃能力です。まるですべてのモブ兵士が「ゴルゴ13」であるかのような精密射撃を、凄まじい距離から仕掛けてきます。難易度をイージーに下げても敵の硬さや射撃精度に変化は感じられず、ストレスは軽減されるどころか蓄積する一方でした。

結論:コントローラーを静かに置いた、サバンナの休日

これらの不自由な仕様が積み重なり、そこへ追い打ちをかけるように致命的なバグに襲われたことで、私は「これ以上のプレイは楽しめない」と判断を下しました。

クリアしていない身なので作品全体の正当な評価は下せませんが、少なくとも「3」以降の快適なファークライに魅了されて過去作に興味を持った方へ、これだけは言えます。 「この作品は、私たちが知っているファークライとは別物だ」

そこにあるのは、便利さとは無縁の、あまりにもシビアで理不尽なサバンナのサバイバルです。その不便ささえも愛せるほどの「原点への執着」がない限り、現代のゲーマーが完走するのは至難の業かもしれません。

私は静かにコントローラーを置き、最新作である「5」の予約特典をチェックすることにしました。アフリカの地で失った情熱を取り戻すために。原点を知る旅は、ほろ苦い挫折と共に幕を閉じましたが、それでもあの美しいサバンナを一度は駆け抜けた経験は、私のファークライ史において忘れられない1ページとなりました。

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