冬の定番メルティーキッス、その「深化」に驚く

雪のようなくちどけで私たちを魅了し続ける、明治の「メルティーキッス」。 先日、このブログでも「くちどけラム&レーズン」をレビューさせていただきましたが、そのあまりの完成度の高さに、私の中のメルティーキッス熱が再燃してしまいました。
あの妖艶な雰囲気のラム&レーズンも素晴らしかったのですが、今回店頭で見つけて即買いしてしまったのが、オレンジバージョンの「くちどけブランデー&オレンジ」です。
パッケージは、ラム&レーズンのミステリアスな印象とは対照的に、明るく温かみのある暖色系。手に取るだけで、なんだかホッと癒やされるような、そんな優しい空気を醸し出しています。今回は、前回の感動と比較しながら、この「オレンジの魔法」をじっくり検証していきたいと思います。

芳醇に香る蜜漬けオレンジピールと洋酒たっぷりの生クリーム入りガナッシュを、口どけの良いチョコレートで包み込みました。
ブランデーの奥深い香りとオレンジピールの旨味が、とろけるように広がりました。

第一印象:食べる前から始まる、お洒落な演出

メルティーキッスの洋酒シリーズが素晴らしいのは、その味だけでなく、パッケージを開けた瞬間から始まる「演出」にあります。
外箱のデザインとリンクしたお洒落な個包装の袋は、一つ手に取るたびに「今から特別なものを食べるんだ」という高揚感を盛り上げてくれます。こうした細かな配慮こそが、コンビニチョコの枠を超えたブランドの風格を感じさせます。
さて、期待を胸に、さっそく中身をチェックしていきましょう。
断面の神秘:ガナッシュとオレンジピールの出会い

当ブログ恒例のハーフカットを試みました。 公式の説明によれば、なめらかなチョコレートの中には、香り高いブランデー入りのガナッシュ、そしてアクセントとなるオレンジピールが閉じ込められているとのこと。
実際にカットしてみると……うーん、正直に申し上げまして、この小さな一粒の中ではどれがガナッシュで、どれがピールなのか、視覚的に判別するのは至難の業でした(苦笑)。しかし、見た目で分からないからこそ、口に入れた瞬間の驚きが大きくなるというものです。
実食レビュー:芳醇なブランデーと柑橘の清涼感

いざ、一粒を口の中へ。
噛んだ瞬間に、ブランデー特有の華やかな香りと奥行きのある甘さが、体温で溶け出したチョコレートとともに一気に広がります。この「洋酒のガツンとした感覚」は、やはりこのシリーズならではの醍醐味です。
そして、そこからがこの「オレンジバージョン」の真骨頂でした。 噛み進めるうちに、オレンジピールによるグミのような弾力のある食感が顔を出します。このピールが放つ爽やかな酸味と苦味が、ブランデーの重厚な甘さを絶妙に引き締めてくれるのです。
前回のラム&レーズンが、濃厚な余韻を長く楽しむタイプだとしたら、こちらのブランデー&オレンジは、最後を柑橘系の清涼感でスッキリと締めくくる、幾分「軽やか」な食べ心地だと感じました。
一瞬、口の中が熱くなるようなアルコールの衝撃がありつつも、最後はオレンジの風が吹き抜けていくような爽快感。この対比が実に見事です。
結論:甲乙つけがたい、二つの至福
明治のメルティーキッス「くちどけブランデー&オレンジ」。 実際に食べてみた感想を一言で表すなら、「最後の一口まで計算し尽くされた、極上の大人向けチョコレート」です。
重厚で情熱的なラム&レーズンか。 芳醇ながらもスッキリと上品なブランデー&オレンジか。
どちらが優れているかなどという無粋な比較はできません。それぞれに全く違った魅力があり、どちらも洋酒チョコとしての完成度は「甲乙つけがたい」というのが私の正直な本音です。気分に合わせて選べる贅沢、これこそが冬の楽しみと言えるのではないでしょうか。
-
洋酒チョコが好きだけれど、後味はスッキリさせたい方
-
オレンジピールの食感と香りが大好物な方
-
冬の夜、自分だけの静かな時間を贅沢に彩りたい方
こうした方々には、ぜひ一度このオレンジの魔法にかかっていただきたいです。
私は今夜、ブランデーの甘い香りに包まれながら、最後はオレンジの清涼感でスッキリとした気分で眠りにつこうと思います。明治さん、今回も素晴らしい「くちどけ」をありがとうございました。
次回のメルティーキッスは、果たしてどんな驚きを運んできてくれるのでしょうか。今から楽しみでなりません!
|
|