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マルチェロの謀略により煉獄島へ送られることに!
レオパルドを倒し、法皇を守ることが出来たと安堵するも…
後になり、駆けつけてきたマルチェロが、主人公たちと大司教が、法皇を襲撃したと主張。
結局、こちらの言い分が一つも通ることなく、捕らわれてしまい、島に流刑の身となってしまう。
ニノ大司教は、マルチェロを利用し、法皇の座を狙っていたはずが、逆に罠にはめられたことを嘆くが、時すでに遅し。
一方、邪魔者を一度に排除したマルチェロの身にも異変が…
杖に宿るラプソーンの意思が、これまでと同じく、宿主の意識を奪おうとする。
…が、やはりマルチェロも只者ではない。
強い抵抗をもって、ラプソーンの呪いをはねのけて見せる。
この場面においてだけは、自分たちを陥れた人物だという事を忘れ、その強靭な精神力に敬服した(苦笑)
法皇の死を知り、脱獄を図る
煉獄島で囚人の身となり、自由を奪われた中で、日々が過ぎていき、焦りだけが募る。
そんな時に、法皇が死去したという報が伝わる。
まさか、マルチェロが手に掛けたのかという憶測を呼ぶが、この場では、それを確かめる術はない。
ただ、以前に二人が言葉を交わしながらも、見つめる先が違うという場面があり、法皇がマルチェロの行く末を案じていたのは確か。
一度は権力欲にとり憑かれもしたが、やはり聖職者なのか、ニノ大司教が、法皇の死を知り激しく動揺する。
強い後悔をし、償いのためにと、真相を知るため脱出を図る。
しかし、脱出の際、一人が残る必要が迫られる状況のなか、自ら残ることを選択し、法皇の死の真相を探ることを主人公たちに託す。
今作では、どうしようもない悪人が何度か登場するが、その中では、ニノ大司教は、最後で改心をみせ、自ら責任を取ったという点で、潔い別れとして描かれていた気がする。
法皇をも超える存在に!
ニノ大司教の犠牲もあり、再びマルチェロの前に立つことが出来た。
聖地ゴルドで、マルチェロは、大観衆を前に自身の出自を語り、世界にある不条理さを訴える。
そして、不公平さを取り除くことが出来ない、王や法皇を超越した存在に、自らなると宣言。
これまでマルチェロが抱えていたものが、野望として露わになった瞬間でもある。
マルチェロの野望を止めるため
その前にと、主人公たちの存在に気づいていたらしく、始末しようとする。
こちらも、暗黒神ラプソーン復活を阻止するという目的がある。
人々の安寧のために戦う聖騎士団と剣を交えるのは忍びなくもあるが、既に一線を越えたマルチェロを止めるには戦うしかない。
ククールと同じく、聖騎士団の技を放つマルチェロ。
ラプソーンの呪いを一度は跳ね除けただけあり、その強さも本物。
しかし、最後には勝利することができた。
膝をつくマルチェロの表情からは、野望ついえた瞬間を滲ませるもの感じた。