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気持ちを切り替えシャドウ討伐に向かう!
戦時中は武器庫として使用されていたようで、いまもなおその残骸が生々しく残り、そこに人間の業を見たのか、風花は強いショックを受けていた。
もちろん、その現場を突き進む主人公たちも、それを感じているだろう。
しかし、兵器の残骸だけでなく、普通に白骨化した亡骸もあり、なぜ今も、このような状態のまま放置されているのかも気になった。
薄暗い地下道を進む中、シャドウも奥を目指している様子が何度か風花により伝えられる。
しかし、シャドウがこちらの動きを察知したのか、突然、向きを変え、待ち構えているという情報が入る。
一度、ストレガの罠に嵌められいるだけに、自然と警戒心が高まる。
二つの反応をみせる戦車タイプのシャドウ!
奥で主人公たちを待ち構えていたシャドウ。
戦車の装甲を利用したシャドウで、見るからに堅牢で、タフな戦いになりそうだ。
いつも正確に敵のタイプを伝えてくれる風花。
しかし、今回はどうも勝手が違うようで、戦車と正義。二つの反応が混同するようで、やはりシャドウ討伐戦も後半に差し掛かり、一筋縄ではいかないようだ。
風花のペルソナに解析してもらった後でも、名前の表記は明かされぬままで、不気味さを感じながら戦いを続ける。
ここ最近の大型シャドウ同様に、弱点はなかった。ただ、こちらの物理攻撃や魔法攻撃も普通に通るので、真っ向勝負で十分に押し切れる感触。
戦車の外見で、全員に毒をまき散らすポイズンミストを使用したのは意外だったが、それ以外では大した攻撃も見せなかった。
しかし、シャドウのHPが1/3を切ったぐらいのときに変化が…
まさかの分離タイプ!?
戦車の姿をしたシャドウは分離。その後、空中を舞う砲塔と、二足歩行の戦車ロボット、2体となる。
ジャスティス(砲塔)キャタピラ(ロボット)ともに、弱点はなし。
ここから仕切り直しかと思い、長期戦を覚悟したが、ダメージは持ち越しらしく、一安心。
また、2体とも打撃や貫通など物理主体で、正直、肩透かしを覚えるほど弱く、安心して戦うことができた。
終わってみれば、一度も回復手段を行うことなく勝利。
作戦終了とストレガの報告
作戦室で待つ幾月に、美鶴が、無事、大型シャドウを撃破したことを報告。
そして、作戦中に妨害してきたストレガの存在も加えて報告する。だが幾月も初めて知るようで、現時点では、気に留めるだけとなった。
また、ストレガによって閉じ込められたことも伝え、幾月の計らいで、無事に救出された。
コロマルが復活!そして正式に活動部の仲間に入る!
シャドウと戦い重傷を負ったコロマルが回復。
そして、正式に主人公たちと共に、活動部の仲間として参加することが決定。
しばらく見ないうちに、外見も活動部仕様となっていた。美鶴の説明によると、首輪にペルソナの制御機能があり、召還をサポートしているようだ。
余談だが、ロボットのアイギスに続き、今度は犬のコロマルの参加に、さすがの順平も、次はゴリラがくるかもと反応していた。
コロマルは口にくないのような小刀を咥えて戦うスタイル。
その俊敏性を活かして戦う様子は、忍犬さながらである。
コロマルの固有ペルソナは、メガテンシリーズでも馴染み深い『ケルベロス』
アギ系やムドなどの魔法を使い、なかなか悪くない。
何より、小さな体を使って、一生懸命に戦う姿は、癒されるものがある。
過去作でも、主人公の飼い犬が転生して、ともに戦ってくれるという展開もあったので、コロマルの参戦は不思議ではないのかもしれない。