鋼鉄の転入生。アイギスの制服姿と「一生の守護」宣言




夏休みが明け、寮に戻ったおっさんを待っていたのは、見慣れた月光館学園の制服に身を包んだアイギスの姿でした。 どうやら彼女自ら「任務の遂行」を名目に通学を志願し、美鶴先輩経由で幾月理事長の爆速許可が下りた様子。無機質なロボットであるはずの彼女が、人間の女子生徒として教室に座る……そのギャップには、順平ならずとも見惚れてしまう魅力があります。
しかし、転入初日からアイギス節が炸裂しました。担任の鳥海先生が絶句するような支離滅裂な個人情報を引っ提げて登壇するやいなや、主人公の隣の席を強引に確保。
「!!……私の最優先事項は、あなたを一生守り続けることにあります」 クラス中が凍りつくような大音量での宣言。ゆかりのフォローも追いつかないほどの暴走っぷりに、今後の学園生活が波乱万丈になることを確信したおっさんでした。一方、学校に行けず切ない表情を浮かべるコロマルの姿には、胸が締め付けられる思いです。
荒垣真次郎、沈黙を破る復帰。天田加入が引いた「運命のトリガー」




物語の裏側では、大人たちの(あるいはかつての子供たちの)因縁が激しく火花を散らしていました。 真田先輩から「天田が活動部に加わった」という知らせを受けた瞬間、あれほど頑なだった荒垣の態度が一変します。珍しく感情を露わにした後、彼は何かに導かれるように、かつて背を向けた活動部への復帰を宣言しました。
「……ふむ。天田君の存在が、彼の凍てついた決意を動かしたのか」 荒垣の復帰に対し、ゆかりや順平は素直な歓迎を見せますが、当の天田君だけは「すぐには信用できない」と厳しい視線を送ります。かつての仲間である美鶴先輩も、彼の復帰の理由を察しつつ、あえて追及しない優しさを見せていました。荒垣が「時機を見て話す」と語ったその真相とは。三人の間に流れる不穏な空気の正体が気になって夜も眠れません。
順平の背伸びとチドリの策略。恋の深淵に潜む「ストレガ」の影

ムードメーカーの順平は、ストレガの一員であるチドリとの距離を急速に縮めていました。 彼女に認められたい一心で、つい自分が「活動部のリーダーである」という見栄を張ってしまう順平。しかし、チドリはその言葉の裏側にある「ペルソナ」や「活動部」の情報に、冷徹な関心を寄せていました。
「!!……順平、その嘘はあまりにも代償が大きすぎるぞ」 無垢な恋心を利用しようとするストレガの影。チドリが言い残した「満月の翌日も会いたい」という言葉。これが純粋なデートの約束であればどれほど良かったか。おっさんは、順平の恋の行方に、破滅の足音が重なって聞こえるような不安を拭いきれません。
新戦力検証!槍の天田と斧の荒垣、二人の「覚悟」の重み




今回、実戦に加わった二人の実力は、まさに即戦力の名に恥じないものでした。 まずは小学生の天田君。自らのリーチ不足を補うために選んだ武器は「槍」。 「!!……小さな体をフルに使って槍を操る姿、実に見事なモーションだな」 固有ペルソナ「ネメシス」はジオ系とハマ系を操る魔法型。探索時の先制攻撃のしやすさも含め、非常に使い勝手の良い万能キャラという印象です。
そして、彼を追うように戻ってきた荒垣。 重量級の斧を片手で軽々と振り回し、「一撃にすべてをかける」と豪語する通り、圧倒的な物理火力を誇ります。 固有ペルソナ「カストール」は、その荒々しさを体現したかのような物理特化型。魔法耐性を持つ強敵に対して、これほど心強い味方はいないでしょう。対照的な二人の加入により、S.E.E.S.の戦術はさらなる進化を遂げました。
フルメンバーで挑む「二学期」の荒波
ペルソナ3(PS2版・プレイリポート19)
総評としては、アイギスのコミカルな転入劇で和ませつつ、荒垣と天田の合流によって物語のシリアス度が極限まで高まった、激動の幕開け回でした。
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制服姿のアイギスが見せる、不器用ながらも献身的な学園生活を堪能したい方
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荒垣の斧による圧倒的物理火力と、天田の槍術を駆使してタルタロスを制覇したい方
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順平の危うい恋と、過去の事故が結ぶ因縁の行方をハラハラしながら見守りたい方
こうした方々には、自信を持って「かつての仲間、そして新たな芽吹き。すべてが揃った今こそ運命が加速するぞ」とお勧めします。 荒垣が隠している復帰の真意、そして天田の瞳に宿る静かな殺意。おっさんは、二学期の予習よりも、次なる満月の夜に向けたパーティー編成に頭を悩ませつつ、第20回のリポートに向けて英気を養うことを心に誓いました。皆さんも、ペルソナ3が贈るこの「因縁の再会」を、ぜひ一度その身で体験してみてくださいね。