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説得を試みる順平!
いまだにこの状況が信じられない順平。
チドリと二人の状況で、必死の説得を行う。
しかし、チドリは順平の言葉にも無言で返し、応じる姿勢を見せない。
戦いは避けられず…
心配した仲間たちが駆けつける。
チドリの様子を察した仲間たちが、順平の身を案じ、下がるように言葉をかける。
その瞬間、チドリが召喚機を取り出し、戦いを仕掛けてくる!
戦いが始まるなり、苦しそうな表情で、心の中にある言葉を吐き出すチドリ。
それは、戦いの中でも続き、まるで、その苦しみから解放してほしいようにも映った。
チドリを撃破。
戦いの最中からも、不安定な足取りで、ずっと体を揺らしていた。その為、倒れるときも、糸の切れた人形のようであった。
チドリの苦しみを生んだのは
すぐにチドリを介抱しようと駆け寄る順平。
そして、なぜ戦わなければいけなかったのかを訊ねる。
チドリは、少しずつ、自分の中に起こった変化を語り始める。
これまで、死ぬことさえ平気だったはずが、順平と過ごしていく中で、それらが怖くなっていった。
チドリの変化は、順平とともに過ごした時間を通してみた世界が与えたものだった。
これまで絶望だけが傍にあった頃とは違い、順平と一緒にいることで希望を見つけた。
それが生きたいという気持ちを生むと同時に、死にたくないという恐怖を抱かせたのだろうか。
タカヤに撃たれる順平
ずっと様子をどこかで窺っていたストレガの2人が姿を現す。
そしてタカヤは、戦いに敗れたチドリを見限るような発言をする。
ストレガから見捨てられたチドリを順平は今度こそ守ると決意したとき、タカヤが銃を取り出す。
それに気が付いた真田が慌てて順平に声をかける。
だが、それと同時に、タカヤの銃弾が順平を撃ちぬいてしまう。
再び、訪れる悲劇…
荒垣に続き、ふたたびタカヤの凶弾に大事な仲間が撃たれてしまう。
最悪の状況に、また何もできないのか…