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滅びを前にしても信じる人たち
ニュクスの力の前に、みんなが倒れていった中でも、地上では、いまも救われることを信じている人の様子が描かれる。
そこには、学校の仲間や、街で知り合った人たちの姿があった。
そんな中で、転校した夏紀が再び街に戻って来て、不安を抱きながらも、親友の風花がどこかでみんなのために戦っていることを信じる様子も描かれていた。
そんな、みんなの願い、祈りが届くことを願いたい。
主人公が目を覚ました先には
皆と同じく、ニュクスの前に倒れたはずの主人公。
しかし、目を覚ました場所は、イゴールとエリザベスがいる空間だった。
イゴールは、主人公に、いま起こっている滅びから、みんなを救うことができる力がある事を伝える。
それこそが、これまで主人公が、出会ってきた人たちとの繫がりから得たコミュの力であると説明。
みんなの思いを力に変えて
イゴールの導きにより、これまで築いてきたなかでも、確かな絆を結んだ力が目の前に現れる。
姿は見えなくても、主人公を信じる仲間たちの言葉と思いが伝わってくる。
そこには、街を離れていった少女の姿もあった。
お互いの正体を知ることはなかったが、絆を結んだY子も、滅びを前に勇気を奮い立たせていた。
最初は、コミュ対象とも知らなかったたなか社長も、主人公との出会いを通して、お金以外に、人を信じることを知ったと、その思いを伝えてくれる。
イゴールの言う絆の力は、コミュ対象者でコミュランクを最高にまで上げた人たちを意味しているようで、今回では、全員のメッセージを見ることが出来なかった。
それでも、これまでの事が思い出され、胸をこみあげてくるものがあった。
主人公だけが持つユニバースの力
滅びより皆を救うことが出来る主人公だけの力。
それは、コミュにより繋がる絆の力を一つにしたもの。イゴールが、それは主人公だけが手にすることが出来る、ユニバース(宇宙)の力であると教えてくれる。
エリザベスは、目的地である最上階に近づいている事を知らせてくれる。
イゴールは、自分の最後の役割を終えた事を告げるとともに、主人公がデスを宿したことも運命であれば、一人で複数のペルソナを使いこなせる、ワイルドの力を持ったのも運命と語る。
そして、この先に待ち受ける運命もを受け入れなければならない事を伝える。
最期に、イゴールは、まるで別れを惜しむように、心から主人公を称えてくれる。
それがなに意味するのかは分からない、ただ、世界を救うことが出来るのは自分だけしかいないという事だけは分かった。
そして、この先にどんな運命があろうと、主人公の思いは一つだけである。