黄金だし塩が生む、やさしいうま味の余韻
今回は、栗山米菓より発売されている【瀬戸しおうま塩味】を実際に食べてレビューしていきます。
「瀬戸のほん塩」と旨味豊かな「黄金だし」を掛け合わせた、上品な味わいが特徴の商品です。
植物油脂(大豆を含む、国内製造)、米粉(うるち米(国産、米国産))、でん粉、食塩、砂糖、昆布エキスパウダー(小麦を含む)、唐辛子、えびエキスパウダー、かつお節エキスパウダー、ほたてエキスパウダー/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)
一口目はあっさり、後味に広がる深い出汁の旨味
袋を開けると、個包装で14枚入りという点も嬉しいポイント。湿気を気にせず少しずつ楽しめるので、日持ちにも配慮されています。
肝心の味わいはというと――
ひと口目には、「あれ?意外とあっさりしているかも」と感じるくらい、塩気は控えめ。それもそのはず、ただの塩味ではなく、出汁をベースにした“うま塩”が主役なのです。
時間差でじんわりと、だしの持つ深みやまろやかな旨味が広がっていき、舌の上に優しく残る後味が印象的。まるで和食の吸い物のような繊細な味の設計で、しょっぱさに頼らず、しっかりとした満足感を与えてくれます。
全体的には非常にマイルドで、万人に親しまれるやさしい味。出汁文化に親しみのある日本人ならではの、「こういうのでいいんだよ」と思わせるような仕上がりでした。
いつもの塩味に飽きた方にもぜひ試してほしい、まろやかな出汁のうまみが魅力的なお菓子です。