【菓子パンレビュー】ヤマザキ「シューロールカスタード」は見た目以上の実力派だった!
今回ご紹介するのは、山崎製パンより発売されている「シューロールカスタード」。
商品名からしてちょっと不思議な印象を受けるこのパン、一見すると“シュークリームなのか? ロールパンなのか?”という問いが浮かびますが、その答えは一口食べれば明らかになります。
■ 商品概要と第一印象
パッケージには「シュー生地を絞って焼いたロールパンにカスタードホイップをサンドしました」との記載。
つまり、ロールパンのような形状に、シュークリームの要素を融合させたハイブリッドスイーツといったところ。
袋を開けてまず目に飛び込んでくるのは、表面にほんのり焼き色のついたシュー生地。シュークリームの上部を思わせる、ほんのり甘く香ばしい香りが広がります。ただし下半分は普通のパン生地であり、全体的には「パンとしての構造」がベースになっています。
この時点では、あくまで「見た目と香りはシューっぽいけれど、食べると普通の菓子パンなのでは?」と少し疑いの気持ちが芽生えました。
実食レビュー:意外性のある完成度
ところが、実際に食べてみると、その疑念は見事に裏切られました。
最大の驚きは、中に挟まれているカスタードホイップの完成度。とにかくなめらかでコクがあり、まさにシュークリームに使われている本格的なカスタードのような味わい。クリームというより“カスタードデザート”の域。ほんのりとバニラの香りも感じられ、甘さも控えめで上品。
表面のシュー生地の香ばしさと、このカスタードクリームが合わさることで、「これはもう、ロールパンの形をしたシュークリームだ」と思えるレベルに到達しています。
パン生地自体は比較的あっさりしており、甘さ控えめ。だからこそ、カスタードの味わいが際立ち、食感のコントラストも面白く感じられます。
■ SNSやネットの評判は?
実際にSNSやレビューサイトでも、「想像より美味しかった」「リピート確定」「パンコーナーで買えるシュークリーム」といった好意的な声が多く見られます。
特に、「シュークリームが好きだけど手が汚れるのがイヤ」という人からの支持が高く、手軽に食べられる点も評価されています。
■ 総評とまとめ
シュークリームとロールパンの“いいとこ取り”という前情報だけでは、本当の良さは語りきれません。
見た目は地味でも、一口食べればその完成度に納得するはず。
“ただの菓子パン”と思って手に取らなかったら、きっと損をしていた。
そんな気持ちにさせてくれる、まさに伏兵的存在の一品です。
▼こんな人におすすめ
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シュークリームが好きだけど、もっと気軽に食べたい人
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菓子パンにマンネリを感じている人
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なめらか系カスタードが好きな人
■ 今回の評価(5点満点)
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カスタードの味:★★★★★
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パンとの相性 :★★★★☆
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コスパ :★★★★☆
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リピート度 :★★★★★