第一パン「3種のおいもクリームパン」レビュー
さつまいも好きにはたまらない季節がやってきました。
コンビニやスーパーのパンコーナーを見渡すと、秋の定番フレーバー「さつまいも」を使った新商品がずらり。今回ご紹介するのは、第一パンから発売された 「3種のおいもクリームパン」 です。
名前からしてすでに期待値が高いこの商品。実際に食べてみると、その名の通り3種類のおいもの美味しさが一つに詰め込まれており、パン好き&おいも好きの心を一気に掴んでくれる逸品でした。
沖縄県産紅芋のクリーム、紅あずまの甘露煮ダイス、安納芋のクリームを包んで焼き上げ、ホイップクリームを入れました。
パンの特徴
まず注目したいのは、そのふんわりとしたパン生地。やわらかく、ほのかに甘みがある生地はクリームとの相性抜群。決して主張しすぎず、中に詰まった具材を引き立ててくれます。
そして中身には驚くほど贅沢な組み合わせが待っています。
3種類のおいもの競演
① 沖縄県産紅芋クリーム
しっとりとなめらかな口あたりで、ほんのりとした紫色が美しい紅芋のクリーム。紅芋特有の優しい甘さと、ほくほく感を思わせる風味が特徴です。
② 安納芋クリーム
鹿児島県種子島で有名な安納芋。こちらはしっとり濃厚で、まるでスイートポテトを食べているような深い甘み。紅芋のすっきりした甘さとは違ったコクが楽しめます。
③ 紅あずまの甘露煮ダイス
さらに、紅あずまをダイスカットにして甘露煮にしたものがゴロッと入っています。クリームだけでなく、実際に噛んだときのホクホクとした食感がプラスされることで、満足度がぐっと上がります。
甘さの「渋滞」!?
このパンのすごいところは、3種類のおいもだけでは終わらない点です。なんと、ホイップクリームまで加えられているのです。
紅芋のすっきりした甘さ、安納芋の濃厚な甘さ、紅あずまの素朴で優しい甘さ、そしてホイップクリームのまろやかさ…。それぞれが一口ごとに押し寄せてきて、まるで甘さの「渋滞」を起こしているよう。
しかし、その渋滞は決して不快なものではなく、むしろ大歓迎。違う種類の甘さが折り重なることで、味わいに奥行きが生まれ、食べ進めるたびに新しい発見があります。
実食してみた感想
ひと口目から「これは美味しい!」と感じさせてくれる一品でした。しっとりクリームとホクホク甘露煮の組み合わせは、スイーツ好きにも満足度が高いと思います。
甘さはしっかりありますが、しつこさはなく最後まで飽きずに楽しめました。気づいたらあっという間に完食してしまい、「もっと食べたい!」と思わせてくれる、まさに夢のようなパンです。
まとめ
第一パンの「3種のおいもクリームパン」は、秋限定の贅沢な味覚が一度に楽しめるスイーツパンでした。
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紅芋、安納芋、紅あずまという豪華な組み合わせ
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それぞれの個性を活かしたクリーム&食感
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さらにホイップクリームでまろやかに仕上げられている
一つのパンでこれほど多彩なおいもの魅力を楽しめる商品はそうそうありません。おいも好きな方はもちろん、季節限定のパンを探している方にもぜひおすすめしたい一品です。