今回ご紹介するのはフジパンの「サークロ(カスタード&ミルク)」

今回は、フジパンより発売されている「サークロ(カスタード&ミルク)」をレビューします。
フジパンといえば定番の菓子パンや惣菜パンが人気ですが、この「サークロ」シリーズは、見た目にも少し特別感のあるデニッシュ系のパン。
“サークロ”という名前は「サークル(丸形)」と「クロワッサン」の掛け合わせのようで、丸いデニッシュ生地の中にクリームを詰めた、可愛らしい見た目が特徴です。
そんなサークロの新フレーバー「カスタード&ミルク」は、王道の甘さとやさしい風味が楽しめる一品。
今回は実際に食べてみて、その食感や味わい、全体のバランスを詳しくレビューしていきます。


デニッシュ生地は“ザラメ巻き込み”仕様!ふんわり軽い食感が魅力

まず印象的だったのは、生地の焼き上がり。
「ザラメを巻き込んで焼き上げた」とパッケージに書かれていたので、表面にカリッとした砂糖の食感を想像していましたが、実際には粉糖のように細かく溶け込んだタイプ。
この“想像と違うザラメ”が、逆に良い意味でのサプライズでした。
生地全体にやさしい甘みをプラスし、ふんわりと軽やかな食感を引き立てています。
外側はほんのりサクッと、中はしっとりと柔らかい――まさにデニッシュならではの層の重なりが感じられ、ひと口ごとにバターの風味がふんわり広がります。
2種類のクリーム入り!カスタード&ミルクのW仕様が贅沢

中には、なめらかなカスタードクリームと、やさしい口どけのミルククリームが入っています。
どちらも定番の味ではありますが、Wクリーム仕様というだけでちょっと贅沢な気分に。
甘さは控えめで、濃厚すぎないバランスがちょうど良く、朝食やおやつタイムにもぴったりです。
カスタードは卵のコクがほどよく、ミルククリームはまろやかでやさしい味わい。
一緒に食べるとそれぞれの風味が混ざり合い、まるでカスタードミルクプリンのような柔らかな甘さが楽しめます。
もう少しクリームが多ければ…と思いつつもバランスは絶妙
欲を言えば、もう少しクリームが多めでも嬉しかったかなという印象。
ただ、生地自体にもザラメの甘さがあるので、全体のバランスを考えるとこの量がちょうど良いのかもしれません。
甘すぎることなく、最後まで軽やかに食べられるのはフジパンらしい上品な仕上がりです。総評:上品な甘さとふんわり食感で満足度の高い一品
全体としては、派手さこそないものの、完成度の高い菓子パンでした。
ふんわりとしたデニッシュ生地に、控えめで上品な甘さのダブルクリーム。
疲れた日のご褒美おやつにも、朝のコーヒータイムにもよく合います。
見た目も可愛らしく、ちょっとした差し入れにも良さそう。
「カスタード&ミルク」というシンプルな組み合わせを、フジパンらしいやさしさで仕上げた一品です。
こんな人におすすめ
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甘すぎるパンが苦手な人
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デニッシュ系の軽やかな食感が好きな人
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コーヒーや紅茶と一緒に楽しみたい人
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王道のカスタード系パンを好む人
まとめ
フジパンの「サークロ(カスタード&ミルク)」は、派手な個性よりも「安心感とやさしい甘さ」を求める人にぴったりなパンです。
ふんわりとしたデニッシュと、ほんのり甘い2種類のクリームが織りなす味わいは、まるで心を包み込むような優しい美味しさ。
見た目以上に満足感のある一品でした。
今後も「サークロ」シリーズの新フレーバーが登場するのが楽しみです。