ヤマザキの人気シリーズから新作登場

今回は、ヤマザキより発売されている「マルゲリータピザパン」を実食レビューします。
ヤマザキのピザパンシリーズといえば、パンメーカーならではの独自アレンジが魅力。一般的なピザとは異なるのに、なぜかクセになる――そんな独自の進化を遂げたシリーズとして人気を集めています。
その中で今回ご紹介する「マルゲリータピザパン」は、具材こそ少ないものの、ソースとチーズの完成度が非常に高く、食べた瞬間に“ピザらしさ”が一気に広がる一品。気になる味わいを詳しくレビューしていきます。


独自のふんわり生地が魅力|ピザとは違うのにクセになる食感

まず注目したいのが、生地の食感。
ヤマザキのピザパンシリーズに共通する“ふんわり×ほどよいもっちり”のバランスは今回も健在です。
一見すると普通の惣菜パンのようですが、噛んだ瞬間に広がる柔らかな弾力は、このシリーズならではの楽しさ。
本格的なピザ生地のような香ばしさや噛み応えとは全く異なるものの、すでにひとつの完成された食感として成立しているのが素晴らしいポイントです。
「ピザとは別物だけど、これはこれでおいしい」
そんな独自ジャンルとして成立しているのが、ヤマザキの強みだと言えます。
具材は控えめ…なのに満足感がある理由

マルゲリータといえば本来、モッツァレラチーズ・トマト・バジルといった具材が主役のシンプルなピザ。
しかし、ヤマザキのピザパンは“具材ほぼなし”と言ってもいいほどトッピングが控えめです。
通常なら「物足りない」「味が単調」と感じそうなところですが、この商品はまったく違います。
なぜなら、具材が少ない弱点をソースとクリームで見事にカバーしているから。
チーズクリームとバジルソースが主役!想像以上の本格的な風味
このピザパンを一口食べて驚くのが、チーズクリームの存在感。
表面に塗られたモッツァレラチーズ入りのチーズクリームが濃厚で、ひと噛みするたびにピザらしいコクが広がります。
さらにバジルソースが爽やかな香りを後押しし、具材がほとんど無いにも関わらず、しっかり「マルゲリータ」を名乗れる味になっています。
「チーズとソースだけでここまでピザ感を出してくるのか…!」
と思わず唸るほどの完成度で、ヤマザキの開発力の高さを改めて感じられる一品です。
総評|手軽に“マルゲリータ気分”を味わいたい人におすすめ
総合すると、ヤマザキ「マルゲリータピザパン」は以下のような方に非常におすすめです。
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手軽にピザの味を楽しみたい
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パンならではのふんわり食感が好き
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ソースやチーズの味が濃いピザが好み
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お昼や軽食に食べやすいサイズが欲しい
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本格ピザは重いけれど“気分だけ”味わいたい
具材こそシンプルですが、それを補って余りあるチーズクリームとバジルソースの存在感。
独自に進化したふんわり生地との相性も良く、満足度の高い仕上がりでした。
ヤマザキのピザパンシリーズが好きな方はもちろん、初めて食べる方にもぜひおすすめしたい一品です。