フジパン「もちもちミルクキャラメル蒸し」をレビュー

今回は、フジパンより発売された「もちもちミルクキャラメル蒸し」をレビューします。
2004年に全国発売され、一躍人気商品となった同シリーズ。その味わいを“いま”の技術で再現した、懐かしくも新しい蒸しパンです。公式サイトの解説でも、当時のパッケージデザインを意識して仕上げているとのことで、過去の記憶を呼び覚ますような一品に仕上げたことが強調されています。
本記事では、実際に食べて感じた食感や風味、特徴を詳しく紹介しながら、その魅力をしっかりレビューしていきます。
公式説明(要約)

2004年に人気を集めた「もちもちミルクキャラメル蒸し」を再現。ミルクキャラメルクリームを生地に練り込み、お餅のようなもちもち食感を楽しめる蒸しパン。パッケージも当時の雰囲気に寄せ、懐かしさを感じられる仕上がり。
復刻系の商品というだけでワクワクしますが、フジパンの「蒸しパン系」は総じて完成度が高く、今回の復刻版にも自然と期待が高まります。


もっちり食感が際立つ生地

袋を開けると、まず指先に伝わる“もっちり感”。触った瞬間から「これは絶対食感がいいやつだ」と期待が高まるほど、生地の密度と弾力がしっかりしています。
実際に口に運んでみると、ふんわりしつつもお餅のようなコシがあり、噛むたびに生地がほどよく伸びて、優しい弾力を感じられます。ただ、決して固かったり噛み切りにくいわけではなく、あくまで“やわらかいもちもち感”を楽しめる絶妙なバランス。
蒸しパン特有の軽さと、餅のような食感の両方を併せ持った仕上がりは、他社商品と比較しても個性の強いポイントです。
ミルクキャラメルの濃厚な味わい

生地にはミルクキャラメルフィリングが練り込まれており、どこから食べてもキャラメルのやわらかな甘さと香ばしさが広がります。フィリングを中央に入れるタイプではなく、生地全体に馴染ませているため、味のムラがなく、最初から最後まで風味をしっかり楽しめるのも特徴。
キャラメルの風味は濃厚ですが、重すぎず、蒸しパン特有のしっとり感と合わさって、全体としてバランスの良い甘さになっています。甘党にはもちろん、軽めのスイーツが好きな人にも刺さる一品です。
味と食感の相性が抜群
もちもち食感の生地に、ミルクキャラメルのまろやかな濃厚さが加わり、この2つが見事に調和しています。シンプルな構成ながら完成度が高く、蒸しパンとして非常に満足度の高い味わいに仕上がっています。
「蒸しパン+キャラメル」という組み合わせは一見重く感じるかもしれませんが、意外にも後味はすっきり。食べ終わった後も甘さが口に残りすぎず、ついもう一つ食べたくなるような軽さがあります。
懐かしさ × 安定の美味しさ
発売当時のパッケージを意識したデザインも、ファンにとっては嬉しいポイント。復刻商品の中でも、味と見た目どちらも高い再現度で、昔を知る人なら思わずニヤッとしてしまう仕上がりです。
当時を知らなくても、今の視点で食べても十分に新しさを感じられる、優秀なスイーツ蒸しパン。日常のおやつにもぴったりで、コーヒーやミルクとも相性抜群です。
まとめ
フジパン「もちもちミルクキャラメル蒸し」は、
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もちもち食感
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ミルクキャラメルの濃厚な風味
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懐かしさを感じるパッケージ
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全体としてバランスのとれた味わい
と、復刻スイーツとして非常に完成度の高い商品でした。
甘さはしっかり感じつつも重たくなく、誰でも食べやすい仕上がり。日々のおやつや小腹満たしにも最適で、フジパンの蒸しパンらしい安定感をしっかり楽しめる一品です。