国産原料が嬉しい！備後漬物「ニラキムチ」をリピートして分かった本音評価

備後漬物の「ニラキムチ」をレビュー

今回は、備後漬物より発売されている「ニラキムチ」をレビューしていきます。

キムチといえば白菜が主流ですが、本商品は商品名に「ニラ」を冠している点が特徴的。

実際に食べてみた感想を中心に、味わい・辛さ・具材のバランス・コスパなどについて詳しくご紹介します。

白菜（国産）、にら（国産）、漬け原材料【果糖ぶどう糖液糖、おろしにんにく、醤油、食塩、唐辛子、ごま、しょうが】　／調味料（アミノ酸）、酸味料、香料、増粘多糖類、ビタミンB1、（一部に小麦・ごま・大豆を含む）

まず最初に押さえておきたいのは、「ニラキムチ」という名称ではあるものの、あくまでメインは白菜キムチであるという点です。

白菜を主体にしつつ、そこへニラを加えた構成となっています。

以前、ネットショップで本場韓国系の“ねぎキムチ”を購入して食べたことがあるのですが、そちらは野菜そのものが主役で、ねぎの存在感が非常に強いものでした。

それと比較すると、本商品はニラが全面に出るタイプではなく、白菜キムチにニラの風味をプラスした日本向けアレンジといった印象です。

味付けについては、さすが日本メーカーの備後漬物といったところで、お醤油をベースにした、どこか懐かしさのある味わいが特徴です。発酵のクセや酸味が強すぎることもなく、全体的に非常にマイルド。

辛さレベルは、メーカー基準で6段階中の「2」。キムチが苦手な方や、辛いものに弱い方でも食べやすい甘辛タイプとなっています。刺激よりも旨味を重視した仕上がりなので、白ごはんとの相性も抜群です。

辛さが控えめなこともあり、家族でシェアしやすいキムチという点も高評価ポイント。大人向けの激辛キムチとは異なり、辛味が舌に残りにくいため、子供でも比較的安心して食べられる味わいです。

もちろん、辛さを求める方には物足りなさを感じる可能性はありますが、毎日の食卓に並べる「定番キムチ」として考えると、非常にバランスの取れた仕上がりだと感じました。

ニラの量については、「多すぎず、少なすぎず」といった絶妙なバランス。決して申し訳程度ではなく、しっかりとニラの香りと風味を感じることができます。

白菜のシャキシャキ感に、ニラ特有の香味が加わることで、通常の白菜キムチとは一味違った印象に。鍋料理や豚キムチ、チャーハンなどに使っても、料理全体の風味を底上げしてくれる存在です。

お手頃な価格設定も、このニラキムチの魅力のひとつ。特別高級志向というわけではありませんが、日常的に食べるキムチとしては十分すぎるクオリティです。

「ニラ入り」という付加価値を考えると、コストパフォーマンスはかなり良好。冷蔵庫に常備しておいても、罪悪感なく使える価格帯なのは嬉しいポイントです。

なにより評価したいのが、国産原料にこだわっている点。キムチは輸入品も多い中で、原材料の産地が明確であることは、購入時の安心感につながります。

家族で食べる機会が多い食品だからこそ、安全性や信頼性は重要。そういった意味でも、備後漬物のニラキムチは、安心してリピートできる商品だと感じました。

インパクト重視の個性派キムチではありませんが、味・辛さ・価格・安全性のバランスが非常に良く、日常使いに最適なキムチです。

その結果、現在では我が家の冷蔵庫に欠かせない存在となり、まさに「定番キムチ」として絶賛活躍中。派手さはなくとも、長く付き合える一品を探している方には、ぜひ一度試してみてほしい商品です。

備後漬物のニラキムチは、白菜キムチをベースにしながら、ニラの風味を程よくプラスした、日本人の味覚に寄り添った一品です。

派手さよりも実用性と安心感を重視する方にとって、非常に満足度の高い商品といえるでしょう。