ニチレイ「今川焼（とろける生チョコ仕立て プレミアム）」をレビュー
今回は、ニチレイから発売されている冷凍スイーツ「今川焼（とろける生チョコ仕立て プレミアム）」をご紹介します。
ニチレイの今川焼シリーズといえば、しっとりした食感と食べやすさが人気ですが、今回の“生チョコ仕立て”はその名の通り、とろけるような濃厚チョコクリームが特徴のワンランク上のスイーツ。
冬のティータイムはもちろん、季節を問わず楽しめるリッチな味わいが魅力です。本記事では、生地の食感やクリームの特徴、食べ方の違いによる風味の変化まで、実際に食べた印象を詳しくレビューします。
皮（小麦粉（国内製造）、糖類（砂糖、果糖）、植物油脂、ココアパウダー、鶏卵、生クリーム、食塩、粉末油脂）、砂糖、カカオマス、生クリーム、全粉乳、食塩／増粘剤（加工でん粉）、ベーキングパウダー、乳化剤、カゼインNa、香料、（一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む）
ココアパウダー入り生地のほろ苦さが心地よい
最初に印象的なのは、ふんわり仕上げられた生地。通常の今川焼よりもややビターな風味があり、その理由は生地に練り込まれているココアパウダー。甘すぎない落ち着いた味わいで、スイーツとしてのバランスが良く、チョコ好きにはたまらない“ほんのり大人な香ばしさ”が広がります。
冷凍食品とは思えないほど、レンジで温めるだけでふわっと柔らかく復活するのはさすがニチレイクオリティ。食べ進めるうちに、ほろ苦さがチョコクリームの甘さを引き立て、全体としてまとまりのある味に仕上がっています。
とろける生チョコクリームが主役
本商品の最大の特徴はなんといっても、中心にたっぷり入ったとろける生チョコ仕立てのクリーム。このクリームには、ベネズエラ産カカオ豆のカカオマスが使用されており、上品で奥深いコクと香りが感じられます。
ベネズエラ産カカオは芳醇な香りと華やかな風味が特徴的で、一般的なミルクチョコとは一線を画す“香りの余韻”が楽しめます。さらに、北海道産生クリームを加えることで、口に入れた瞬間にとろりと溶けるなめらかさを実現。重たすぎず、何個でも食べられそうなバランスの良い濃厚さです。
電子レンジで温めると、中のチョコがよりとろとろに。ひとくち目から濃厚なカカオの風味が広がる、まさに“贅沢スイーツ”の名にふさわしい仕上がりになっています。
自然解凍でアイススイーツ風にも楽しめる
もうひとつのポイントは、自然解凍に対応していること。冷凍スイーツでは珍しく、温めずにそのまま放置しておくだけでも食べられます。
自然解凍で食べる場合、チョコクリームが“生チョコ”らしい半固体の食感に変化し、まるでチョコレートアイスを挟んだスイーツのような味わいに。温めて食べるバージョンとはまったく違う魅力が生まれます。
・レンジで温める → とろとろ濃厚なチョコが口の中で溶ける
・自然解凍 → しっとり生地×ひんやり濃厚チョコでデザート感アップ
気分によって食べ方を使い分けられるのは嬉しいポイントです。
■ 総評：チョコ好きにはマストのプレミアム今川焼
ニチレイ「とろける生チョコ仕立て プレミアム」は、冷凍スイーツとは思えない完成度の高さが魅力です。ココア入り生地のほろ苦さ、ベネズエラ産カカオを使った奥行きのあるチョコクリーム、北海道産生クリームのなめらかさが見事に調和し、食べるたびに贅沢な気分を味わえます。
温める・自然解凍、どちらも違った楽しみ方ができるため、冷凍庫に常備しておくと便利。ちょっとしたご褒美スイーツとしても、来客時のお茶菓子としても活躍する一品です。チョコレート好きなら一度は試してほしいプレミアム今川焼です。