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バージョン4の購入をためらってしまう理由を考える
バージョン4(5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン)が発売されたが、発売当日に即購入という気持ちにはならなかった。
新しい職業である天地雷鳴士追加という大きな魅力はあった。
そして、新しいストーリーを遊べるという最大の魅力もあった。
ただ、それらは、これまでのバージョンアップでも楽しめた要素であり、真新しさはなかった。
これまでのバージョンでも、なんとなく遊べるという曖昧ながらも、ゲームプレイとしては成立している部分もあり、今すぐにとは思わなかった。
多くをソロで遊んでいる事もあり、フレンドに合わせて遊ぶという点もなかったので、自分の気持ちしだいなところも大きい。
そんなこともあり、ネットで、発売組の感想などに目を通し、時間があれば1日で物語は楽しめる(終わる)という事も知って、今後、アップデートで更に物語が追加されてからでもいいかなと思った。
白宝箱がこれまでのバージョンでも入手できる点が大きかった
また、個人的には新しい物語をのぞけば、新職業の天地雷鳴士より、モンスターから装備がドロップされるという方向転換の方が衝撃が大きかった。
そして、その仕様がバージョン4でなくとも楽しめるという点は、おかしな話だが、購買意欲熱を冷静(鎮火)にさせてくれた。
RPG好きなら、多くの人が賛同してくれるだろうが、貴重なアイテムや装備ドロップを目当てに、長い時間をかけ、同じ敵を狩り続けるというのは、一つの醍醐味でもある。
最近では、こうしたプレイに嫌気を差す人や、否定的な考えを持つ人もいる。
ただ、ドラクエ10では、これまで金が全てという所があり、装備ドロップを狙うプレイの変わりに、様々な金策を強いられる側面があった。
結局、ゲームプレイによってリアルの時間を奪われているのは変わりなく、それなら、お金を1ゴールドも使うことなく、装備をゲットできる仕様が追加されることは、昔ながらのRPG好きには嬉しかった。
職人との棲み分けも出来ているので問題なし
職人でこれまで財を成してきた人たちからすれば、装備ドロップの仕様追加は、売り上げに多少との影響もあり、好ましくは思っていないかもしれない。
しかし、白宝箱から入手できる装備の錬金効果はランダムで、多くは実用性に欠ける物や、失敗品なども多く、これまでの経済市場を揺るがすほどのものではないはず。
何より、広大なフィールドの過疎化問題に大きなメスを入れることに成功している面は、オンラインゲームとしては良薬と言える方策だ。
ゲームプレイに時間を費やすという事では、金策も白宝箱も一緒である。
それなら、各々、自分にあった選択肢が増える事は喜ばしい事として受け入れたい。
そのほうが、ドラクエ10をより楽しめる。
少なくとも、私はこれまで地味に金策を行ってきた(職人は結晶装備作りしかしていない)
それで、複数の職業の耐性装備と武器を整え、現在でも1億ゴールドほどもっているが、ソロで遊びたいコンテンツだけを楽しむなら、十分である。
金策自体も楽しみながらやってきたので、辛いと思ったこともない。
ただ、今回の装備品ドロップは、装備が欲しいなら金策しかないという概念をぶち破ってくれ、マンネリ化を打破してくれた。
バージョン4をネット注文した
いまは白宝箱を目当てに、これまでクリアしたら行く事もなかったフィールドを回っている。
そして、少しトレジャーハンター熱も落ち着きを見せてきた。
そこでようやく、バージョン4を楽しんでみようかなという気持ちになり、昨日、ネット注文した。
ダウンロードならすぐにプレイできるのだが、オッサンだからか、どうにも手元に残るパッケージの方が購入したという満足感を得られるのだ(苦笑)
ともかく、バージョン4が到着したら、またその感想も綴っていきたい。