お酒に弱いオッサンの味方「ほろよい」の新星

日々の喧騒を忘れ、ほんの少しだけ気分を上向きにしたい夜。お酒にそれほど強くない私にとって、サントリーの「ほろよい」シリーズは、まさに救世主のような存在です。アルコール度数3パーセントという優しさと、バラエティ豊かなフレーバーは、お酒をたまにしか嗜まない私のような人間でも安心して楽しめます。
そんなお気に入りのシリーズから、今回は「フルーツサングリア」が登場しました。
パッケージから漂うのは、どこか異国情緒を感じさせるアジアンテイスト、あるいは地中海の風を感じるようなお洒落な雰囲気。期待に胸を膨らませながら、さっそくレビューしていきたいと思います。

赤ワインにオレンジ、りんご、カシスを加え、フルーティな味わいに仕上げました。パッケージは、黄色を基調にデキャンタに入ったサングリアや、果実を描き、華やかなデザインに仕上げました。

第一印象:グラスに注いで驚く「圧倒的な華やかさ」

まずは、いつものようにグラスに注いでその姿を拝見することに。
缶を開けた瞬間から果実の香りが立ち上りますが、驚いたのはその色味です。赤ワインを使用しているだけあって、グラスの中は非常に鮮やかで深い赤色に染まります。この透明感のある美しいルビー色は、見ているだけでも贅沢な気分にさせてくれます。
見た目の印象としては、ホームパーティーや女子会などでテーブルに並んでいそうな、実にお洒落で洗練されたチューハイという印象です。普段、缶のまま飲んでしまうことが多い私ですが、これに関してはグラスに移して、その色味を楽しみながら飲むのが正解でしょう。
しかし、肝心なのはその「中身」です。美しすぎる外見に惑わされず、じっくりと味わいを確認してみました。
実食レビュー:蘇ったのは「子供の頃のあの記憶」

期待を込めて、一口含んでみたのですが……。
喉を通り抜ける瞬間に、私の脳内にある記憶が強烈にフラッシュバックしました。 「なんだろう、この独特な香りと後味は……あ、これは子供の頃に病院で処方されていた、あの赤い水薬の匂いだ!」
一度そう感じてしまうと、もう水薬のイメージから逃れることができません。 せっかくのフルーティーな香りが、私にとっては苦手だった幼少期の薬の思い出とリンクしてしまい、純粋にお酒としての味わいを楽しむことが難しくなってしまいました。
もちろん、これは私個人の体験に基づく極めて主観的な感想です。 ただ、あのシロップのような甘みと、洋酒(赤ワイン)特有の重厚な香りが混ざり合った時、人によっては「薬っぽさ」を感じてしまう絶妙なラインにあるのかもしれません。
ターゲット層の考察:この香りが「好き」なら最高の1本
とはいえ、私の個人的な記憶を差し引けば、商品としての完成度は決して低くありません。
この独特の濃密な香りが好きな人にとっては、飲み口は非常に柔らかく、アルコールの角もほとんど感じられません。まさに、ジュース感覚でリッチな気分を味わえる、ほろよいシリーズらしい仕上がりと言えます。
赤ワインの深みと、数種類のフルーツが織りなす複雑なハーモニーは、ハマる人にはたまらないはず。特に、甘めのワインカクテルが好きな方には、これ以上ない「おススメの1本」になるでしょう。
目でも楽しめる鮮やかなカラーは、おうち時間を少しだけ特別なものに変えてくれるはずです。
結論:トラウマがある人は「敬遠される方が吉」かも
今回のサントリー「ほろよい フルーツサングリア」の評価ですが、私のような「病院の水薬が昔から大の苦手だった」という人には、少しハードルの高い味わいになるかもしれません(笑)。
せっかくのリラックスタイムに、苦手な薬の記憶を呼び起こす必要はありませんからね。そうした方は、素直に他の定番フレーバーを選んでおくのが無難でしょう。
一方で、 ・サングリア特有の甘くて深い香りが好きな方 ・お洒落な見た目で、宅飲みの雰囲気を盛り上げたい方 ・新しいフレーバーに挑戦するのが好きな「ほろよい」ファン
といった方々には、一度は試してみる価値のある商品です。
スイーツもそうですが、お酒もやはり「笑顔」で飲めるのが一番。 私の渋顔レビューが、皆さんの商品選びの参考になれば幸いです。次は、私の記憶が邪魔をしない、爽やかで突き抜けるような美味しさの新フレーバーに出会えることを楽しみにしています。