クリームたっぷり生ブッセ 瀬戸内産レモン&レアチーズ風味を実食レビュー
今回は ヤマザキの「クリームたっぷり生ブッセ(瀬戸内産レモン&レアチーズ風味)」 を実際に食べてみた感想をお届けします。
ヤマザキといえば、定番のパンやスイーツでおなじみですが、季節ごとに新しいラインナップを投入してくれるのも楽しみのひとつ。今回のブッセは、暑い時期にぴったりのレモンとチーズを組み合わせた爽やかな一品となっています。
商品の特徴
パッケージを開けると、ふんわりとしたブッセ生地の存在感にまず目を奪われます。その中には、チーズクリームと瀬戸内産レモンを使用したジャムがサンドされており、見た目にも夏らしい爽やかさを演出。
構成としてはシンプルですが、王道の「ふんわり生地 × クリーム × フルーツジャム」という組み合わせに、ヤマザキらしい“甘さと食べごたえ”が詰まっています。
ブッセ生地の感想
まずは外側のブッセ生地から。商品名に「生」と付いていますが、正直「どのあたりが生なのか?」という疑問は残ります。しかし、一口食べてみるとその柔らかさに納得。厚みがありながら、ふんわりと軽やかな口当たりです。
そして印象的なのは、その甘さ。生地だけでも十分にスイーツとして成立するほどの甘さとボリュームがあります。お茶やコーヒーと一緒に食べたくなる味わいですが、単体で食べ続けると少し“くどさ”を感じるかもしれません。
チーズクリームの存在感
続いて中心に挟まれたチーズクリーム。こちらも甘さはしっかりありますが、チーズ特有のコクや酸味がプラスされているため、単調な甘さではなく奥行きを感じられます。
比率で表すなら、甘さ7:コク・酸味3といった印象。全体的には「甘さを主役に据えたスイーツ」であることは間違いありませんが、このチーズクリームのおかげでバランスが少し整えられているように感じます。
爽やかさを引き立てる瀬戸内レモンジャム
そして、個人的に最も印象的だったのが、瀬戸内産レモンを使ったジャム。量としては控えめにしか入っていませんが、酸味のインパクトは抜群です。
チーズクリームとブッセ生地の甘さの中に、キュッとした爽やかさを添えてくれるこのジャムは、まさに“名脇役”。むしろ、このジャムがなければ途中で食べ切るのが難しかったかもしれません。
この少量のレモンジャムが、全体の甘さを中和しつつ、食べ進める手を止めさせない。まさに絶妙なバランス調整を担っています。
食べ終えての印象
最後まで食べ終えると、確かに甘さは強く残ります。しかし、不思議と「もう一度食べたい」と思わせる後味で、嫌なベタつきやしつこさは感じません。
「甘党の人なら確実に満足できる一品」
「レモンの酸味で後味を軽やかに楽しめるスイーツ」
というのが率直な感想です。結局、私はヤマザキの狙いどおりに“リピートしたくなる魅力”にはまってしまったようです。
総評
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生地:ふんわり&しっかり甘い
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チーズクリーム:甘さの中にコクと酸味
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レモンジャム:少量ながら爽やかさを演出するキーマン
甘党にはたまらないスイーツでありつつ、夏向けの爽やかさも楽しめる商品でした。特にコーヒーや紅茶との相性が良さそうなので、ティータイムのお供におすすめです。