第一パン「焼きとうもろこしパン」を実食レビュー
夏祭りの屋台や縁日で人気の「焼きとうもろこし」。あの香ばしい醤油の香りと甘いコーンの組み合わせを、パンで表現した商品が第一パンから登場しました。その名も「焼きとうもろこしパン」。
今回は実際に食べてみた感想を、詳しくレビューしていきたいと思います。
見た目と香りの第一印象
袋を開けた瞬間に広がるのは、香ばしいチーズの香り。生地の表面にはシュレッドチーズがしっかり焼き付いており、こんがりとした見た目が実に appetizing(食欲をそそる)です。焼きチーズ特有の香りが鼻を刺激し、食べる前から「これは絶対に美味しいだろう」と期待感を高めてくれます。
中央に詰められた濃厚フィリング
パンの中央にはくぼみがあり、そこにたっぷりと詰められているのがコーンマヨネーズ。特筆すべきは、その味付けに「焦がし醤油」がイメージされている点です。
焦がし醤油の香ばしさは、日本人の舌に強く響く和の旨み。そこにマヨネーズのコクが加わることで、まるでお祭りの屋台で食べるようなジャンクさと、パンならではの食べやすさを同時に楽しめます。
味わいのバランスと印象
一口食べてみると、想像以上に「焦がし醤油」の存在感が強く、パン全体の印象を決定づけています。コーンの甘さとマヨネーズの酸味が程よく調和し、濃厚なのにしつこさがない仕上がり。
ただし「焼きとうもろこし」というネーミングから想像するような、コーン自体の焼き目や香ばしさは正直あまり感じられません。その点で「本物の焼きとうもろこし再現度」という意味ではやや物足りなさが残ります。
焼きとうもろこし再現度の評価
ネーミングから受ける期待値は高いだけに、コーンに焦げ目がついていないのは惜しいポイントです。焼きとうもろこし特有の「香ばしい粒感」を期待すると少し肩透かしをくらうかもしれません。
しかしながら、「コーン+マヨネーズ+焦がし醤油」という組み合わせはパンとの相性が抜群。焼きとうもろこしの完全再現ではなくとも、**「パンだからこそ味わえる美味しさ」**を提案している点で、十分にユニークな商品だと感じました。
総合的な感想
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香ばしいチーズのトッピングで食欲を刺激
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焦がし醤油とマヨネーズの相性が抜群
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コーン自体は焼き感がなく、再現度は低め
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しかしパンとしての完成度は高く、満足感あり
結果として、「焼きとうもろこしの再現度」を求める人には物足りなさがあるかもしれませんが、「和風テイストの惣菜パン」として食べると非常に完成度の高い一品です。
お祭りの気分を気軽に味わいたい人や、普段とは違った和風パンを試してみたい方にはおすすめできる商品です。
まとめ
第一パンの「焼きとうもろこしパン」は、名前からイメージする本物の焼きとうもろこし感は控えめながら、焦がし醤油とマヨネーズが織りなす濃厚な味わいで十分に楽しませてくれる一品でした。
シンプルな作りでありながら、日本人の心に刺さる「焦がし醤油」の風味がインパクト大。和風パン好き、または濃い味系が好きな方にはぜひ一度試してほしいと思います。