クリスマスからの再会。ビエネッタという名の「甘美な呪縛」

昨年のクリスマス、ケーキの代わりにと手に取ったビエネッタのティラミスバージョン。その一口目が、おっさんのアイス概念を根底から覆してしまいました。 あまりの美味しさ、そしてアイスケーキとしての完成度の高さに感動し、「来年のクリスマスもビエネッタでいい」と心に決めるほど、すっかりその虜になってしまったのです。
しかし、次の冬まで待てるはずもありません。ティラミスの衝撃が忘れられず、今回は王道中の王道、バニラバージョンを迷わず購入しました。 北海道産のマスカルポーネを使用したバニラアイスと、幾層にも重なり合うチョコレート。この「おしゃれ」の極みとも言えるビジュアルに、おっさんの期待値は早くも限界突破です。

北海道産のマスカルポーネを使用したバニラアイスに、パリパリとしたチョコレートを幾層にも重ね合わせた、おしゃれなケーキタイプアイスクリームです。

うっとりする美しさ。職人技が光る「波打つドレス」

箱から取り出したその姿は、前回のティラミス同様、見ているだけでうっとりするような芸術的な仕上がりでした。 アイスクリームが優雅に波打ち、その隙間に繊細なチョコレートの層が幾重にも重なっている。これほどまでに細やかな仕事がなされたアイスが、スーパーの冷凍コーナーで手に入るという事実に、改めて日本の食品メーカーの凄みを感じます。
もはや食べるのが勿体ないと思ってしまうほどの美しさ。しかし、ひとたびスプーンを手に取れば、その先には「視覚」をも凌駕する「食感」のエンターテインメントが待ち受けていました。
鳴り止まない「パリパリ」の旋律と濃厚なコク

いよいよ、おっさんの至福の試食タイムです。 スプーンをアイスの層に差し込んだ瞬間、手元に伝わってくるのはビエネッタの代名詞とも言える「パリッ、パリパリッ」という心地よい感触。
「……ふむ、やはりこの音、この食感こそがビエネッタの真髄だな」
口に運べば、パリパリと音を立てて砕ける薄いチョコレートの軽快な演出が、食べる楽しさを最大限に引き出してくれます。そして、主役のバニラアイス。北海道産マスカルポーネが練り込まれているため、ただ甘いだけでなく、チーズ特有の深みのあるコクがバニラの香りを一層引き立てています。 濃厚でありながら、後味は驚くほど滑らかで繊細。まさに幾重もの丁寧な仕事が窺える、極上のアイスケーキに仕上がっていました。
550mlの衝撃。完璧すぎて「嫌み」も言えない
さて、これだけのクオリティを誇りながら、ビエネッタが真に恐ろしいのはその「ボリューム」です。 内容量はなんと550ml。ずっしりとした重みがあり、一人で贅沢に楽しむのはもちろん、ホームパーティーなどで切り分けて提供するのにも十分な大容量です。
「高級アイスクリーム専門店の味を、このボリュームと価格で提供してしまうのか……」 正直なところ、あまりに完璧すぎて、何か一つくらい「ここが惜しい」という嫌みの一つでも言ってやりたくなりますが、非の打ち所がなさすぎて、それすらも叶いません(苦笑) 素材の質、食感の楽しさ、見た目の華やかさ、そして圧倒的なコストパフォーマンス。これらすべてを高い次元で両立させているビエネッタは、もはやアイスケーキ界の「傑作」と呼ぶに相応しい存在です。
リピート確定!日常をハレの日に変える「魔法のアイス」
森永乳業「ビエネッタ(バニラ)」
総評としては、伝統のパリパリ食感とマスカルポーネが織りなす濃厚な味わいが融合した、まさにアイスクリームの「正解」を見せつけられた逸品でした。
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アイスに「パリパリとした食感」と「食べる楽しさ」を強く求めている方
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お店のような本格的なアイスケーキを、自宅で気兼ねなくお腹いっぱい味わいたい方
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家族や友人との集まりで、歓声が上がるような華やかなスイーツを用意したい方
こうした方々には、自信を持って「冷凍庫のスペースを空けてでも今すぐ買いなさい」とお勧めします。 クリスマスなどの特別な日はもちろん、何でもない一日を特別な記念日に変えてくれる魔法が、この箱の中には詰まっています。おっさんは、次にスーパーで見かけた際、バニラとティラミスの「ダブルストック」を敢行することを心に誓いました。皆さんも、この完璧すぎる「層の美学」を、ぜひ一度その舌で体験してみてくださいね。