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頂上を目指して!
約束の日を迎え、ようやく254階より先に進むことが出来るようになる。
今夜は、頂上を目指すことが目的で、ひたすら駆け上がる事に集中。
進みだそうとしたとき、風花より、近くにストレガの反応がある事を伝えらえられる。
どうやら、既に待ち構えているようだ。こちらとしても今回ばかりは、退くわけにもいかない。
ジンひとりが待ち受ける
いつものように階段を上がっていくと、風花の情報通りストレガの一人であるジンが待ち構えていた。
タカヤには先に行ってもらったというジン。最後までタカヤのためだけにだけ戦おうとする。その為に、ここで一人残り、主人公たちを食い止めるつもりのようだ。
ジンのタカヤに対する絶大な信頼を感じる。その一方で、それを邪魔するものには容赦がないのも知っている。
今回は、どちらかが倒れるまで戦うしかない。
戦う前に、ジンの口から幾月理事長の名前が出てくる。
幾月が桐条グループのシャドウに関わる研究員であった頃を知っているようで、自分たちを作った人間の一人だということだけは聞くことが出来た。
覚悟を持つ者同士の戦い!
タカヤの願いを成就させるために命を懸けて戦おうとするジン。
モナドで、全員をレベルカンストまで鍛えた事がここで発揮し、ジンがペルソナを呼び出す前に倒すことができた。
ちょっと申し訳ない気持ちになったが、仕方ない。
ジンにより語られるストレガ誕生の秘密!
敗れたジンより、ストレガ誕生の話を聞き出すことが出来た。
当時、シャドウの研究に没頭する美鶴の祖父は、ペルソナ使いを生み出すため、身寄りのない子供たち集めた。
そうして集めた子供たちを使い、タルタロスの事を知るために探索を行わせた。だが、主人公たちのように自然覚醒できたペルソナ使いと違い、常に危険が伴う抑制剤を必要とする子供たちは、その制御にも苦しみうまく探索はいかず、実験凍結を決めたときには、100人以上いた子供が、たった3人だけとなっていた。
タカヤ、ジン、チドリは、その時に生き残った3人であり、ジンの言葉によると、そんな闇の世界から救ってくれたのはタカヤで、それが今の信頼となっているようだ。
桐条一族である美鶴は、ジンに複雑な感情を抱くが、いまや彼にとっては桐条家への復讐などはどうでもよく、ただタカヤの望みだけは叶えたいと、最後まで、その思いを口にする。
ジンの最期
ジンとの会話が終わるや否や、タルタロスに巣食うシャドウたちが押し寄せてくる。
ニュクスの元へ行くことが最優先で、一刻も早くこの場を離れることを求められる。
身動きの取れないジンを順平が案じるが、既に覚悟を決めているジンは、それを強く拒む。
自分を取り囲むシャドウを前にしても、ジンはおびえる様子を見せない。
最期までタカヤの願いが叶う事を信じ、もらった自由(命)で最後まで貫くと、爆弾を取り出し、シャドウたちを道連れにしていく。
響き渡る爆発音に、ジンの最期を察した面々。
ジンのタカヤに対する絶対的な思いと、ストレガの悲しい過去を知っても、進むことを止めるわけにはいかない。
滅びを防ぐため、美鶴は再び、頂上を目指すため、みんなに声をかける。