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【ペルソナ3・PS2 プレイリポート52】ニュクスとの対峙!

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タルタロス頂上で待つものは…

ついに、タルタロス到達。

タルタロス頂上より、初めて目にする光景は、いまにもすべてを飲み込もうとする闇の世界にさえみえる。

ゆかりが上空に何かを発見する。

目の前に広がる巨大な月。しかし、みんなが感じるのは、それ以外のもの。

風花も存在が放つ強大な反応を前にし、ペルソナを出さなくても、これほど感じるのは初めてだと戸惑う。

ついに姿を現したニュクス!

月を背に、ついにニュクスが出現。

突如、現れた倒すべく相手、ニュクスの姿に、みんなの視線が一斉に向けられる。

ゆっくりと地上に降りてくるニュクス。

そして、降り立ったとき、初めて見るニュクスの顔に一同は驚愕を覚える。

ニュクスと呼ばれる存在の顔は、綾時そのものだった。

予想だにしない出来ごとに、ゆかりも思わず綾時の名前を呟いていた。

ニュクスの正体

友でもあった綾時そっくりの顔をしたニュクスを前に戸惑う中、アイギスが何者なのかを問う。

ニュクスは、綾時という呼び名に懐かしさを覚えながらも、それも仮初の名と言う。

目の前に現れたニュクスは自らの存在を語りだす。

以前には死の宣告者と言う役割を担っていた綾時(デス)

しかし、いまはニュクスに取り込まれ、その区別もなく、ニュクスそのものであると自分の正体を明らかにする。

話を聞いた真田は、瞬時に、綾時にも見える存在のニュクスを敵と判断し、倒すことを宣言。

きっと真田も、心の中では、友の綾時でもあるニュクスを前に戸惑いを覚えたはず、しかし、誰が相手でも滅びを受け入れることなどできない。

ここまで来るのに、みんなも多くの迷いと悩みを乗り越えてきた。だからこそ、真田以外の仲間も、同じ気持ちと覚悟である。

ニュクスによる究極の問いかけ

ニュクスは、滅びを前にする活動部の面々に向かい、人にとって最も恐ろしいもの、最も目を背けたいと感じるものが理解できているのかを問う。

それは、ニュクスの存在を意味するものでもある。

ニュクスの問いの答え、それは人が、命あるものすべてが生まれたときより背負う宿命でもある。

死の運命を背負いながらもそれに抗う事とは

ニュクスは改めて、死を、滅びを恐れていなのかを問いかける。

生きるという事と、その先には必ず死があるという事。誰しも知っていながら、死の概念がもつ絶望をまえに、だれもが考えたくないと、それを避けようとする。

それでも、今日と言う日を迎えるまでに、大切な命が失われる瞬間を何度と目にし、そのたびに、死と、生きるということを考える機会が訪れた。

順平もまたその一人であり、愛するチドリを失い、その中で託された命と思いを胸に、ニュクスを前に、生きなければいけない思いを叫ぶ。

ゆかりは、父の非業の死に、大切な家族がバラバラになり、それでも一筋の希望に縋り、ようやく父の死の真相を知った。

その過程で、父の思いを受け継ぎ、最後まで諦めない思いと、どんな結末を迎えようと、目を逸らさない覚悟を決めた。

それは、避けられない滅びを意味する存在を前にしても、ぶれることはない。

ついに、戦いが始まる

主人公を始め、活動部みんなの揺るがない決意と意思を、ニュクスは穏やかに受け入れる。

そして、ついに戦うしかないことを悟る。

ニュクスの降臨に引き寄せられるように、大勢のシャドウがこの場に向かってくる。

そうした事態を受け、美鶴は、ニュクスに挑むメンバー以外で、その迎撃に当たることを指示する。

ついに、世界の命運をかけて、活動部とニュクスの戦いが始まる。

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