ブラッククローバー127話金と黒の火花
いつも仲間のサポート役に徹していた心優しいフィンラルが初めてアタッカーとして挑む。
コンプレックスを抱き続けた相手ランギルスにも勇敢に立ち向かう姿は、フィンラルの成長を新たな魅力が伝わってくる内容だった。
一方、度ある毎に、兄への優越感を前面に出していたランギルスも、フィンラルの優しさにコンプレックスを抱いて事が描かれていた。
こうみると、似たもの兄弟なのかもと思わせられた。
肝心の勝負は、ランギルスの暴走で、アスタを始めとする黒の暴牛メンバーの参戦を招き、魔法帝が見守る中、新たなバトルに突入。
勝敗含めて、どうなるのか気になる展開。
食戟のソーマ233話成長の証明
今回は、料理の前準備とソーマたちの連携を中心に描かれた回だった。
その中でもタクミの成長がエピソードを織り込まれながら描かれ、雪辱戦への大きなバックボーンを感じさせてくれた。
ひたすら純粋に勝負に挑むタクミが、牛の時雨煮をメインにすることを知った叡山は、作中随一の悪顔と悪知恵を働かせる場面で今週は締めくくられた。
叡山の仕掛ける罠にタクミがどう対応するかが勝敗の分かれ目か。
ワンピース880話退路0
すべての面でカタクリに上をいかれるルフィ。
更に身を挺して逃がした仲間に追いついたビッグマム。
絶体絶命のピンチと言ってよいほど窮地に立たされた麦わら一向。
そんな中でサンジとプリンの夫婦共同作業が描かれる場面だけが一息つける所でもあった。
(遊んでいるわけではないが…)
ドクターストーン29話センクウズラボ
今回、初登場となったカセキおじいちゃん。
センクウも認める村一番の職人というだけでなく、老人とは思えない鍛え上げられた肉体。
よくヒョロヒョロのクロムが縄で縛り上げる事ができたものだと気になったが、そんなことは瑣末な問題とスルーしておこう。
カセキおじいちゃんの協力によりガラスと科学研究室を手に入れたセンクウ。
着実に計画が進む中、次なるは、金銀兄弟を巻き込んでの新たなミッション。
毎度、科学の勉強が出来ると共に、ワクワク感を与えてくれる貴重な漫画である。
鬼滅の刃80話価値
回を重ねるごとに、男でも惚れてしまう天元様の男っぷりの良さ。
今回も、命の順序を語る中で一番は、妻達で2番目は一般人、最後が自分と語るシーンなどは、カッコよすぎる。
そりゃあ、これだけの男だから、3人もの美人妻を娶れるのかと心から納得させられた。
常に死と隣り合わせを感じさせる作品だけに、柱と言えど安心できないのだが、天元には可愛い妻たちのためにも生き残ってほしいと思う。
一方、天元(柱)の存在を察知した事で、本気を見せる堕姫の殺戮行為に、優しく穏やかな心の持ち主である炭治郎の変化が吉と出るか凶と出るか…
ロボレーザービーム27話プロの世界
今回、いよいよロボの出生(背景)が一部であるものの明かされた。
プロではないもののアマチュア最強という称号を持っていた父・鳩原志門。
正確無比なストレートボールは息子であるロボに受け継がれていた。
そして、父親が進まなかったプロの世界という扉を前にロボがどんな心境を抱くのかとても興味深い回だった。
僕のヒーローアカデミック154話見えない希望
手段を選ばず徹底してヒーローへの憎しみをぶつける治崎に、救援にやってきたナイトメアも為す術なし。
未来を予知する事はできても変えることが出来ない事を知っていても、救いと希望を求めて未来を見るナイトメア。
暗闇しか見えない中で呆然とするナイトメアを救うべく治崎に挑むデク。
すでに限界に達した肉体で、モンスターと化した治崎に勝機を見出す事ができるのか?
火ノ丸相撲163話桐仁の3年
鬼丸に匹敵する才能を持ちながら肺の疾患により、十分な相撲をとり続けることができない桐仁。
その苦しみぬいた3年間と共に、ライバルたちの姿も描かれ、実に見事な構成だった。
鬼丸の親友にして一番の理解者であった桐仁が、土俵に上がり一人のライバルとして合間見える展開は、とても胸が熱くなる。
それでも、大怪我から復帰した鬼丸に、鬼車を使わない事を尋ねる所は、桐仁の優しさを感じさせる。