[toc]
フルドライブ１話玉城弾
今週より始まった新連載。
ジャンプでの卓球漫画は久しぶりな気がする。
１話のタイトルにもなっている主人公の玉城弾は、まだ完全に語られていないものの、卓球選手として偉大な祖父の血を継ぐ、所謂サラブレッドタイプ。
そして、初めての対戦相手となったのは、恐らくメインヒロインも務めるのであろう白石真凛。
こちらも日本卓球界が期待する天才少女との事。
今のところ、天才ばかりが登場し、初心者や努力型が付け入る隙のない作品構成という印象だった。
主人公の弾は、才能はありながらも、それを鼻にかける所がなく、とっつき易そうな性格に感じたが、真凛は、正直お嬢様キャラな割に、気品や教養は一切感じず、ただの我侭娘にしか映らなかった。
今後、弾と共にずっと作中に出てくる事を考えると、鬱陶しい気分になりそうだ。
肝心の卓球シーンは、スピード感と迫力中心で描かれ、細かな心理描写や戦術、駆け引きは皆無で、良くも悪くも新人作家さんの勢いや熱だけは感じた。
ただ、これからもずっと同じ調子の試合場面だと、飽きてきそうだなとも思った。
絵は上手く、割と好みだったので、期待もこめて読ませてもらおうと思う。
ワンピース８８２話四皇の想定外
ここまでルフィ相手に余裕を見せながら追い込んだ敵はいただろうかと思うほど、カタクリの圧倒的強さが伝わってきて、すっかりファンになってしまった。
あれだけの力を持っていながら、驕らず、肉親思いというのがたまらないなぁ。
さて、カタクリやビッグママの存在感により、すっかり影を潜めたジェルマが、ラストシーンで雑魚相手に無双していたが、何かインパクトが薄い。
胸が熱くなるような活躍といえる見せ場があるのか、この先の展開に期待してみる。
ブラッククローバー１３０話今、焼き付ける
仲間やライバルへの思いを乗せたアスタの突進、ならぬブラックメテオライトでランギルス副団長を撃破。
ランギルスの分かりやすい悪役ぶりに、こうなる展開は誰もが予想できたのだろうが、仮にも相手は副団長。
アスタの成長が目覚しいとはいえ、ここまで快進撃が続くと、魔法騎士団のパワーバランスが一気に崩れそうな気もした。
何より、相手の魔力無効化は、やはり強すぎるな…
ドクターストーン３２話ブレイン＆ハート
金狼の陰に隠れていた銀狼が、一本立ちを果たした記念すべき回とも言うべきか、硫酸ゲット（討伐）の立役者として描かれる展開は、見事に科学と少年漫画の融合を見せられているようだった。
話の見せ方に限れば、個人的には今のジャンプ１だと思う。
頼れる仲間がまた増える事で、少年誌の王道もしっかり抑えているし、毎週、楽しめる漫画でもある。
僕のヒーローアカデミア１５７話無限１００％!
先週、あまりに規格外なエリの個性。
強力な個性が存在する作中でも、持て余してしまうのでは懸念していたが、今回の展開で、なるほど、こういう使い方かと、合点がいった。
デクが現時点では一人で力を出す事できない中、エリの巻き戻し個性で、暫定的ながらも、ワン・フォー・オール・フルカウルを発揮することが出来ると。
その相性（個性的な意味で）一気にメインヒロインに取って代わりそうな予感（笑）
エリの強力すぎる個性に呪いや、恐怖の対象としてみるものが多い中で、
『とっても優しい個性じゃないか』
と、デクらしい表現には、ウルッときた。
鬼滅の刃８３話変貌
大事な人を傷つけら、その怒りによって上弦である堕姫さえ圧倒する禰豆子。
しかしそれは、人から完全に鬼へなってしまう危険を孕んでいた。
妹の鬼化を防ぐべく、満身創痍の炭治郎が目覚めるという所で今週は幕を閉じた。
物語とは関係ないのだが、私だけなのだろうか、鬼化が進む中で禰豆子の肉体が、少女から大人の女性に変わりつつあるように感じているのは？
その辺りも、触れられるのか、興味深い。
トマトイプーのリコピン３話２本立て
１本目は、めめちゃんがキュートピアの世界にいける条件が元気いっぱいなツッコミというのが面白かった。
また、ファンシーなデザインのリコピンが飼っている犬は、リアルなんだというツッコミをさせられたのも告白しておこう（苦笑）
２本目は、リコピンの両親がサラッと登場。
満を持したような形で登場してくれるのかなと予想していただけに、出し惜しみしない作者の采配に感服した。
とても人の良さそうなリコピンパパがブラック企業に酷使されている終わり方は、ちょっと心配だったが、いけないと思いながら笑ってしまった。