【正直レビュー】日清U.F.O.旨辛プルコギ風焼そばを実食!韓国風?それとも…?
韓国料理が日本の食卓にも定着しつつある昨今、日清食品から気になる一品が発売されました。
それがこちら――
『日清焼そばU.F.O. 旨辛プルコギ風焼そば』
U.F.O.シリーズといえば、長年インスタント焼きそばのトップを走り続けてきた名ブランド。その最新作が「プルコギ風」とくれば、韓国料理好きとしても見逃せない!
ということで、さっそく購入&実食してみました。
商品特徴
コチュジャンの辛み、炒めた肉とタマネギなどの野菜の旨みが特長の旨辛やみつき焼そば。大豆ビーフ、キャベツ、チンゲンサイ、ニンジン入り。
原材料一覧
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、香辛料)、ソース(豚脂、みそ、糖類、食塩、しょうゆ、豆板醤、香辛料、ポークエキス、ごま、粉末みそ、コチュジャン、酵母エキス)、かやく(キャベツ、大豆たん白加工品、チンゲン菜、人参)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、酸味料、香料、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
開封から感じた“違和感”――色が薄い?
パッケージを開けると、中には定番の液体ソースと具材パック。
調理手順はいつものU.F.O.と同じで、お湯を注いで待つこと3分。湯切りをしてからソースを絡めれば完成です。
が、ここで最初の違和感が…
「……色、薄くない?」
出来上がった焼きそばは、見た目がどうにもプルコギ感に乏しい。焼肉のような濃い茶褐色をイメージしていただけに、この薄めの色合いはやや拍子抜けでした。
味はどうなのか?肝心のプルコギ再現度をチェック!
一口食べてみた正直な感想は…
「これはプルコギ……なのか?」
確かに、コチュジャンのような甘辛い風味が感じられます。ただ、それ以外の味の奥行きや、プルコギ特有のごま油感、肉の旨みなどは控えめ。むしろ既存のソース焼きそばに、ほんのり韓国風の辛みが加わった程度。
辛さ自体は中辛以上。お子様にはやや刺激が強い印象なので、辛いものが苦手な方は注意が必要です。
なぜプルコギだったのか?もう一つの疑問
ここでふと思ったのは――
「なぜ“プルコギ”を選んだ?」
韓国料理といえば、プルコギ以外にも、チャプチェやジャージャー麺など、麺との親和性が高いメニューは多数あります。
とくに“ジャージャー麺風U.F.O.”であれば、甘辛い味噌ダレと麺の相性も良く、既存ノウハウも活かせたのでは?と感じました。
食後の満足度は?正直レビューまとめ
食べ終わった後に残るのは、やや重ための後味と、もう一歩踏み込めなかった“惜しさ”でした。
もちろん、辛味と甘さのバランスは悪くなく、これはこれでアリだと思える人もいるでしょう。
ただし、「これがプルコギ風か?」と問われれば、プルコギを愛する者としては首をかしげざるを得ません。
総合評価とまとめ
良かった点
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コチュジャン風の甘辛さはそれなりに再現
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辛口好きには刺さる味
気になった点
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色味が地味で食欲をそそらない
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プルコギ感が薄く、印象に残りにくい
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食後に残る重たさが気になる
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韓国料理としての再現度に疑問
★総評:★☆☆☆☆(星1つ)
日清U.F.O.シリーズのファンとして、期待値が高かった分、残念さも際立ってしまいました。
悪くはないけど、“U.F.O.”の名を冠するには力不足。
「韓国風に寄せたソース焼きそば」なら納得ですが、「プルコギ風焼そば」と名乗るには説得力が足りなかった印象です。
次回作ではぜひ、もっと完成度の高い“韓国風U.F.O.”を期待したいところです。