■はじめに:ご当地ランチパックを発見!
先日、関西のスーパーで見かけて思わず手に取ってしまったのが、ランチパック「鹿児島県産黒豚カレーメンチカツ」。
普段は関西圏であまり見かけない九州ご当地ランチパックだったので、「なぜここに!?」とちょっと驚きつつも興味津々で購入しました。
商品名のインパクトもかなりのもので、「黒豚」「カレー」「メンチカツ」という、食欲をそそるワードが三重奏のように並んでいます。
漢字も多くて、妙に高級感が漂うのも印象的です。
■黒豚×カレー×メンチカツ=美味しさの黄金トリオ?
このランチパックには、鹿児島県産の黒豚を使ったメンチカツと、香り豊かなカレーソースがサンドされています。
ランチパックらしくふんわりとしたパンに包まれていて、断面を見てみると、メンチカツのボリュームもしっかり。
味が想像できそうでいて、実際に食べると意外なポイントもありました。
■実食レビュー:意外な主役は「香辛料」
ひと口かじってまず感じたのは、「おっ、メンチカツが思ったよりしっかりしている!」という満足感。
成人男性でも、ランチに1パックでそこそこお腹を満たしてくれそうなボリュームです。
…が、食べ進めるうちにある違和感が。
それは、香辛料の存在感が強すぎるということ。
カレー味と聞いてある程度のスパイシーさは予想していましたが、実際にはそれを超えてスパイスが舌と鼻にずっと残るような強烈さ。
そのせいで、せっかくの鹿児島県産黒豚の旨みが霞んでしまっているように感じました。
正直、「ここまでカレーの主張が強いなら、黒豚じゃなくてもよかったのでは…?」という疑問もよぎります。
もちろん、「スパイシーなカレー味が好き!」という人には刺さる味付けかもしれませんが、黒豚を期待して買うと、やや肩透かしを食らう可能性もあります。
■ランチパック好きだからこそ辛口評価
今回のレビューは少し厳しめかもしれませんが、それもこれもランチパックが大好きだからこそ。
惣菜パンの代名詞的存在で、どんな味でも一定のクオリティを保ってくれる安心感があります。
だからこそ、「せっかくのご当地食材をもっと引き立ててほしかった!」という気持ちが強く出てしまいました。
個人的には、黒豚の美味しさを活かすなら、塩こしょう程度のシンプルな味付けにしてくれた方が良かったな…と思っています。
■まとめ:香辛料重視のカレー好きにおすすめ?
「鹿児島県産黒豚カレーメンチカツ」という名前に惹かれて買った今回のランチパック。
結果としては、カレー香辛料が主役の味わいであり、黒豚の存在はやや控えめ。
ブランド豚に期待して買うと、やや違和感を覚えるかもしれません。
とはいえ、ボリューム感はしっかりあり、ランチに手軽に食べたい人や、スパイシーな味わいが好きな方にはおすすめできます。
ご当地ランチパックにはまだまだ知らない味がたくさんあるので、今後も色々試していきたいですね!