ヤマザキの二色サンド(マロンホイップ&おいもホイップ)を実食レビュー!秋の味覚は感じられるのか?
秋といえば、栗とさつまいも。
この二大“秋の味覚”を一度に楽しめるという夢のようなパンを見つけてしまいました。
それが、ヤマザキパンから登場した期間限定商品「二色サンド(マロンホイップ&おいもホイップ)」。
「秋の味覚まつり」と銘打たれたこの商品、パッケージからして既に秋らしさ満点。
栗とお芋が並ぶビジュアルに、女性だけでなく甘い物好きのオッサンの心もざわつきます。
ふんわり白パンの間に、マロンホイップとおいもホイップを贅沢にサンド。
これは期待せずにはいられません。
開封してみた感想:ふんわりパンと控えめな香り
袋を開けて最初に感じたのは、パンの柔らかさ。
手に取った瞬間から伝わる、ふんわりとした軽やかな生地。
しかし残念ながら、栗やお芋の香りはほとんど感じません。
「香りは控えめ、味で勝負かな?」と期待を込めつつ、パンを半分に割ると、確かに二色のホイップが確認できます。
マロンとスイートポテトカラーの2種類がきっちり並んでいて、見た目は文句なし。
いざ実食:肝心の味はどうだった?
一口かじってみての正直な感想――「……う、うーん?」
驚くほど味が薄い……。
栗の甘さも、お芋のほっくり感も、どこか遠くに行ってしまったような印象。
よく言えば“優しい味”。悪く言えば“存在感が希薄”。
「栗と芋、両方の味が一度に楽しめる!」というパッケージの期待とは裏腹に、味覚を総動員してようやく風味を感じ取れる程度。
あくまで個人的な印象ですが、「これは栗!」「これは芋!」と分かるほどの力強さはありません。
コンセプトは魅力的なのに惜しい…
今回の「二色サンド」、アイディアとしては最高です。
栗と芋という人気食材を一度に楽しめる、という贅沢なコンセプトにはワクワクさせられました。
ただ、味の再現度があまりにも控えめなため、正直「物足りなさ」が残ってしまいます。
いっそのこと、どちらか一方に絞ってしっかり味を感じられるようにしたほうが満足度は高かったかもしれません。
まとめ:秋の味覚を楽しみにしていた人には物足りないかも
ヤマザキ「二色サンド(マロンホイップ&おいもホイップ)」は、秋の訪れを感じさせてくれる見た目とテーマには魅力があります。
しかし実際に食べてみると、味の印象は非常にあっさり。
“栗と芋のダブルパンチ”を期待していた人には、少々肩透かしかもしれません。
とはいえ、このパンを食べたことで、かえって「ちゃんとした秋の味覚を食べたい!」という欲求が湧いてきたのも事実。
これをきっかけに、栗ご飯や焼き芋、モンブランなど、本格的な秋スイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか?