日本一売れてるギョーザに新顔登場!
冷凍ギョーザの王者とも言える「味の素」から、なんとも気になる一品を発見。
その名も「しょうがギョーザ」。
パッケージには「箸が止まらぬ生姜のうまさ!」と、ド直球なキャッチコピー。さらに「ギョーザ売上日本一!」の誇らしげなフレーズも添えられており、これはもう買うしかないという気持ちにさせられた。
気が付けば、その勢いに背中を押されるように、商品は買い物かごの中に――。
今回は、この味の素「しょうがギョーザ」を実際に焼いて、食べて、率直な感想をお届けします!
焼き方は「油・水不要」だけど…
まずは調理から。
味の素のギョーザといえば、「油・水不要」がウリの一つ。今回のしょうがギョーザも同様で、袋から出して並べたら、中火でそのまま焼くだけでOKとのこと。
ただ、実際に手に取ってみると、餃子の表面がややヌルッとした感触。これは焼いたときに羽根ができるための油分がすでにコーティングされているからだろう。良く言えば親切、悪く言えばちょっと掴みにくい。
また、これは個人差もあるかもしれないが、我が家のような「テフロン加工がやや弱ったフライパン」だと、餃子がくっつく恐れあり。公式の焼き方通りでもうまくいく場合もあるが、焦げ付きが心配な方は、ほんの少し油や水を足すと安心。私は、軽く油と水を加え、落とし蓋をして蒸し焼きにした。
目安としては、中火で5分ほど蒸し、その後蓋を取って3分ほど焼き、羽根がきつね色になれば完成!
実食レビュー:香り立つ生姜!そしてやさしい味わい
焼きあがったしょうがギョーザを口に入れた瞬間――生姜の香りがふわっと広がる。
強すぎず弱すぎず、絶妙な加減で主張してくる生姜の風味。肉の旨みを引き立てつつも、全体としてはあっさりとした印象で、非常に食べやすい。
このあたりは、近年の「野菜多め&あっさり系」を好む層――特に女性やヘルシー志向の人たちを意識した作りかもしれない。
肉感を求めると物足りなさを感じるかもしれないが、個人的には「これはこれでアリ」。むしろ、何個食べても重くならない感じで、パクパクと食が進む。
ちなみにこの餃子、たれは付属していないので、自前で用意する必要がある。ポン酢やラー油を加えた醤油ダレなど、自分好みにアレンジするとより楽しめる。
気になるポイント:羽根のパリパリ食感に賛否あり?
焼いたあとの餃子には、きれいな羽根がしっかりとついており、見た目にも食欲をそそる。
ただ、この羽根、パリパリで美味しい一方で、やや「とがっている」印象も。特に端の部分が口の中でチクッとくる感じがして、好みが分かれそう。
私はそこまで気にならなかったが、繊細な舌の方は少し注意が必要かもしれない。
総評:冷凍庫に常備しておきたい、生姜好き必食の一品!
味の素の「しょうがギョーザ」は、その名に違わぬ「生姜推し」の餃子だった。
肉の脂っこさは控えめで、生姜の香りが主役。そのため、何個食べても重くならず、ついつい箸が止まらなくなるタイプ。
しかも、冷凍食品とは思えないクオリティ。焼き方に少しだけ工夫すれば、お店レベルの味を自宅で手軽に楽しめるのがありがたい。
冷凍庫にストックしておけば、忙しい日や夕飯にもう一品欲しいときに重宝すること間違いなし。生姜好きはもちろん、あっさり餃子が好きな方にも、ぜひ一度試してもらいたい一品です!