雪見だいふく、実は“月見だいふく”だった!?──『お月見ももちもち』を食べてみた感想レビュー
秋の夜空を見上げながら、ゆっくりと味わいたいアイス――
今回は、あのロングセラーアイス「雪見だいふく」から、中秋の名月にちなんだ限定商品『雪見だいふく(お月見ももちもち)』をレビュー!
実はこれ、ただの季節限定フレーバーじゃなかった!?
その誕生の裏には、ちょっとした“真相”が隠されていたのです……。
雪見だいふく=月見だいふく!? 衝撃のルーツが明かされる
ロッテが発表した情報によると、なんと『雪見だいふく』の誕生には“月見”というテーマが関係していたとのこと。
「雪見だいふくは、雪ではなく“月を見ながら楽しむためのアイス”、つまり“月見だいふく”だった」
という驚きのルーツが記された小冊子が発見され、それにちなんで発売されたのが今回の『お月見ももちもち』。
2018年に初登場した商品ですが、秋の訪れと共に再販されることもあり、“知る人ぞ知る”限定だいふくとして話題になっていました。
パッケージから漂うお月見感。黄色いもちで“月”を表現
パッケージを開けた瞬間、いつもの雪見だいふくとは違うビジュアルにちょっとテンションが上がります。
白く雪のようなもち皮ではなく、ほんのり黄色く色づいた見た目は、まさにお月様をイメージした仕上がり。
ちなみにこの黄色、カラメル色素で着色されているそうで、見た目の変化だけでなくほんのりコクもプラスされています。
食べる前に“ちょっとだけ”我慢が美味しさの秘訣
冷凍庫から出してすぐにかぶりつくのも良いのですが、個人的には常温で数分置いてから食べる派。
もちが柔らかくなり、アイスとの一体感が増すこのタイミングがベスト!
ちょうどいい頃合いで半分にカットしてみると、中はおなじみのバニラアイス。見た目こそ違えど、基本は王道の雪見だいふくです。
味の感想:いつもの味だけど、ほんのりカラメル感が新しい!
一口食べると、もちもちの皮とやさしい甘さのアイスが口いっぱいに広がります。
黄色いもちには、カラメルの風味がほんのり感じられ、通常版に比べてわずかに奥行きある味わい。とはいえ劇的な違いはなく、あくまで“いつもの雪見だいふく”に忠実。
だけど、それがまたいい。
ガラリと変わってしまえば、それはもはや別物。雪見だいふく好きの期待を裏切らない「ちょっと特別な雪見」こそ、この『お月見ももちもち』の魅力なんです。
まとめ:月を眺めながら楽しむ、季節だけの“だいふく”
秋の夜、虫の声をBGMにお月様を眺めながら楽しむ――
そんなコンセプトがぴったりハマる『雪見だいふく(お月見ももちもち)』。
味のベースはそのままに、ちょっぴりお月見仕様に仕立てた粋な演出が、いつもの雪見だいふくをちょっとだけ特別な時間に変えてくれます。
期間限定という点も相まって、見かけたらぜひ手に取ってほしい一品。
秋の夜長をまったり過ごすお供に、今年は“月見だいふく”いかがでしょうか?