昭和の味が帰ってきた!「バャリース オレンヂクラシック」を昭和生まれのオッサンが本気レビュー!
昭和生まれの皆さん、あの懐かしいオレンジジュースの味を、覚えていますか?
子供の頃、駄菓子屋で買った瓶のジュース、親戚の家で出されたおやつと一緒の一杯、学校帰りに飲んだ自動販売機の甘~いジュース。そんな記憶が、一瞬でよみがえる――それが今回紹介する「バャリース オレンヂクラシック」です。
バヤリースとは?あの“バャリース”表記の理由
「バヤリース」といえば、1951年に日本に上陸した果実飲料ブランド。その後、1970年代にはどこの家庭にも冷蔵庫に入っている定番飲料となりました。
今回、アサヒ飲料から発売された「バャリース オレンヂクラシック」は、なんと1970年代当時の味わいを復刻した限定商品。当時のパッケージデザイン、そしてあえて旧字体の「バャリース」「オレンヂ」という表記が、昭和ファンの心をくすぐります。
主なターゲットは30代~50代…ですが、昭和生まれのオッサン的にはまさに“ドンピシャ世代”。これは見逃すわけにはいきません!
飲んでみた感想:ノスタルジーが喉を潤す
開封してまず香るのが、あのまったりとしたオレンジの甘い香り。最近の100%果汁系ジュースや、さっぱり系とはまるで違う、濃い目の香りです。
一口含んだ瞬間、脳裏に浮かんだのは──
「おお、これだ!昔飲んだあの味だ!」
そう、これはまさに子供の頃に飲んでいたあのオレンジジュース。ほんのりした酸味の奥にある、じんわり広がる強めの甘さ。まるで昔の喫茶店や、親戚の家で飲んだジュースのような味わいです。
冷たくして飲むのが断然おすすめ。冷蔵庫でしっかり冷やしてから飲むと、まったりした甘味の中にほんのり果汁の爽やかさも感じられ、まさに「昭和のひととき」を味わうことができます。
現代版との違いは?現行「バヤリース オレンジ」との比較
現行の「バヤリース オレンジ」は、すっきりとした爽やかさと甘酸っぱい果汁感が特徴です。どちらかといえば、飲みやすくライトな仕上がり。
一方で、「オレンヂクラシック」は、あくまで懐かしさ重視のまったり系。人工甘味料不使用ながら、しっかりと甘味を感じさせるのはさすがです。
現行版が「令和のバヤリース」なら、クラシックは完全に「昭和のバヤリース」
こんな人におすすめ!
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昭和世代で、昔のジュースの味が恋しい人
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昔の味をお子さんや家族と一緒に楽しみたい人
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強い甘味のジュースが飲みたい、疲れた時のリフレッシュに
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昭和レトロなパッケージにときめく人
注意点:全部飲み干すには“甘すぎる”かも?
普段、100%果汁やすっきり系ジュースに慣れている人にとっては、かなり甘く感じるかもしれません。子供の頃なら一気に飲めた甘さですが、大人になった今は少しずつ味わいながら飲むのが正解です。
一度に飲み干すより、氷を浮かべたり、ソーダで割ったりしても面白いですよ。
まとめ:昭和の思い出を、もう一度味わいたいあなたへ
「バャリース オレンヂクラシック」は、単なるジュースではありません。それは、昭和の時代を生きた人たちの記憶と結びついた、ノスタルジックな時間を届けてくれる飲み物です。
口に含んだ瞬間に、記憶がよみがえる。そんなジュース、そうそうありません。
昭和の味を知る世代はもちろん、令和の子供たちにも飲んでほしい――そんな気持ちになりました。ぜひ一度、その“懐かしい一杯”を味わってみてください。