手軽にプロの味?チーズ風味の進化系スクランブルエッグを実食検証!
朝食の定番メニューといえば、やっぱり「スクランブルエッグ」。
ふわっと柔らかく、優しい塩気でトーストと相性抜群。誰でも気軽に作れる料理――そう思っていたのですが、ある日スーパーで見つけたのがこの「アサムラサキ スクランブルエッグのもと(チーズ風味)」。
正直、「スクランブルエッグにわざわざ素っている?」と最初は少し懐疑的でした。
でも、「何かまだ自分の知らない美味しさがあるのかも」と、料理好きとしての好奇心が勝り、思わず購入。今回は実際に調理して食べてみた感想を、写真付きで詳しくレビューします。
パッケージと原材料チェック:甘味料が気になる?
まずはパッケージ裏をチェック。
本品は1箱に液体タイプの小袋が4袋入っており、1袋につき卵1個分が目安。使い方もとてもシンプルで、卵に混ぜるだけ。
原材料を見て驚いたのは、意外と多彩な成分が含まれていたこと。
特に「甘味料(ソルビトール、アセスルファムKなど)」の存在が少し気になります。
「スクランブルエッグが甘いのはちょっと……」という不安が一瞬よぎりましたが、味のバランスが気になるところです。
実際に作ってみた!思ったより「だし巻き感」が強い?
今回は卵2個に対して、素を2袋使用。
溶き卵に素を加えてよく混ぜた状態は、色味的にはやや黄色が濃くなった程度。
液体の感じや香りは、ちょっと**「だし巻き卵の素」**に似ています。
いざ、フライパンへ。火加減は弱火〜中火に調整しつつ、ふわっとした食感を意識して調理。
そして完成したのがこちら!
まずは王道「スクランブルエッグトースト」で試食!
焼き上がったスクランブルエッグを、バターを塗ったトーストにたっぷりのせていただきます。
気になるお味はというと……
正直に言うと、「自分で作るスクランブルエッグ」との違いはそれほど劇的ではありません。
でも、素の力によって味がきちんと整っていて、安定感があるのは確かです。調味に失敗する心配がないので、料理初心者や忙しい朝にはかなり重宝するはず。
一方で、事前に気になっていた「甘さ」については、それほど強く感じられず、むしろまろやかさが増す程度。むしろ良い意味でのコクが加わったような印象です。
ただし……「チーズ風味」はちょっと期待外れ?
今回のメインテーマである「チーズ風味」に関しては、正直に言って少し肩透かし。
パッケージの印象から、もっと濃厚なチーズのコクや香りが感じられるかと思っていましたが、実際はバターっぽい香りが前面に出ており、チーズ感はやや控えめです。
もう少し「とろ〜り濃厚なチーズの旨味」があれば、差別化ポイントとしてもっと魅力的だったのでは?というのが正直な感想です。
応用編:冷凍チャーハンのトッピングにしてみたら意外な発見!
せっかくなので、余ったスクランブルエッグを冷凍チャーハンのトッピングとして活用してみました。
本来はピラフ向けのつもりでしたが、結果的にはこれが大正解!
強すぎないチーズ風味が、チャーハンの味を壊さず、むしろ全体を優しく包み込んでくれる名脇役として活躍。
しっかり塩気のある入り卵とはまた違ったニュアンスで、ちょっとした変化を楽しむのにぴったりでした。
総評:スクランブルエッグの味付けに悩むなら◎、チーズ感重視なら△
アサムラサキの「スクランブルエッグのもと(チーズ風味)」は、
・味付けのブレがない
・調理の手間が減る
という点で確実に便利な商品です。
ただし、ふわふわ食感を簡単に作れるわけではないので、火加減のコツや経験は必要。
また、「チーズ風味」に期待しすぎるとやや拍子抜けする可能性もあります。
料理初心者や忙しい朝の時短メニューとしては非常に優秀なので、気になる方は一度試してみても損はないでしょう。
こんな人におすすめ!
-
スクランブルエッグの味が毎回バラついてしまう人
-
朝の料理を1分でも時短したい人
-
出汁巻き風の優しい甘めスクランブルエッグが好きな人
-
チーズ風味がほんのり香る程度でOKな人