大人の階段を上って知った「いか」の深い魅力

子供の頃、食卓に並ぶ「いかの煮付け」を見ても、それほどテンションが上がることはありませんでした。しかし、不思議なもので、大人になるにつれてあの独特の旨味と歯ごたえに抗えなくなってくるのですよね。今や、いかの煮付けは私にとって「大好物」の筆頭です。
そんな私が今回、満を持して挑戦したのが、ニッスイの缶詰「いか味付(丸大豆しょうゆ使用)」です。
実はこれまで、この手の缶詰にはなかなか手が出せませんでした。どうしても「缶詰特有の金属のような匂いや、魚介の生臭さがあるのでは?」と、勝手に壁を作っていたのです。しかし、これもブログのネタ探しという名の冒険心。ドキドキしながら、その「禁断の蓋」を開けてみることにしました。


「ニッスイ いか味付 130g」は、丸大豆しょうゆを使用して、いかをやわらかく煮付けた缶詰です。
開缶してそのままお召し上がりいただけます。
そのままで、お食事やお弁当のおかずとして、お酒のおつまみにもぴったりのおいしさです。大根と一緒に煮ればいか大根♪
開封儀式:鼻を近づけて驚いた「本物の香り」

プルトップを引き、パカリと蓋を開けてみます。 そこには、濃いめのしょうゆベースのたれにどっぷりと浸かった、いかの切り身たちが鎮座していました。
ここで、長年の懸念事項であった「匂い」のチェックです。 行儀が悪いとは思いつつも、思わず犬のように鼻を近づけてクンクンと嗅いでみたのですが……。
「……あれ? 嫌な匂いが全くしないぞ?」
そこには、缶詰に抱いていたネガティブな臭いなど微塵もありませんでした。むしろ、キッチンでお袋が煮ていたような、あの大好きないかの煮付けの香ばしい香りが漂ってきて、一瞬で胃袋が「開眼」してしまいました。
中身の検証:お値段以上のボリュームと「いか」の構成

そのままでは少し味気ないので、器に移し替えて内容を詳しく観察してみました。
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メインの輪切り: 大きなしっかりとした輪切りが2切。
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脇を固めるパーツ: 小さめの身の部分と、旨味が凝縮された足の部分。
100円台から200円前後というリーズナブルなお値段を考えれば、ニッスイさんは相当頑張ってくれている印象です。器に盛るだけで、立派な一品料理としての風格が漂います。
実食レビュー:裏切られた「薄味予想」と驚異の柔らかさ
見た目の色が少し明るめだったので、「味が薄いかな?」と予想しながら一口運んでみました。しかし、その予想は良い意味で裏切られることになります。
【実際に食べて感じた3つのポイント】
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驚愕の柔らかさ: 何より驚いたのが、その食感です。いかの煮付けといえば、時に硬くなりがちですが、これは驚くほど柔らかい! 歯が弱くなってきた世代(失礼!)でも、全くストレスなく食べられるほど丁寧に仕上げられています。
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芯まで染みた味付け: 丸大豆しょうゆを使用しているからか、味にカドがなく、それでいて芯までしっかりと味が染み付いています。薄味どころか、ご飯が進んで仕方がない絶妙な塩梅です。
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雑味のないクオリティ: 心配していた「缶詰臭さ」や「いかの生臭み」も皆無。素材の良さをストレートに活かした、非常にクリーンな味わいです。
正直に申し上げましょう。ここまで美味しい出来だとは思っていませんでした。 **「なぜ今までこれを食べてこなかったのか……」**と、軽く後悔するレベルのハイクオリティです。
結論:ストック必須!食卓の「救世主」になる1缶
ニッスイの「いか味付」。 これは単なる保存食の枠を超えた、立派なおかず、あるいは最強のおつまみです。
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忙しい日の「あと一品」に。
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晩酌の際、手軽に美味しい魚介を楽しみたい時に。
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いかの下処理が面倒な時の、時短アイテムとして。
コスパ、味、手軽さの三拍子が揃ったこの商品は、間違いなく私の「常備品リスト」入り確定です。
これまで「缶詰の魚はちょっと……」と敬遠していた方にこそ、ぜひこの柔らかさと味の染み具合を体験していただきたい。一口食べれば、きっと私のように「今までの食わず嫌いは何だったんだ」と笑ってしまうはずですよ。
さて、今夜はこの残ったタレを少しご飯にかけて、最後の一滴まで堪能しようと思います(笑)