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【プレイレポ】ファークライ5の狂気が凄い!カルト教団という「異質の敵」を考察

投稿日:2018年11月30日 更新日:

情熱の終着駅、ついに「ファークライ5」へ

PS4本体と同時に購入した「ファークライ4」をきっかけに、私のファークライへの情熱は再燃しました。4をクリアし、石器時代の「プライマル」を駆け抜け、さらには原点を求めて「2」にも挑戦しました。

2については諸事情(主に進行不能バグという天災)により、残念ながらクリアを断念するという消化不良な結末を迎えましたが、その反動もあったのでしょう。気がつけば、現時点での最新作である「ファークライ5」の世界にどっぷりと身を投じていました。

現在、ゲームの進行度は終盤に差し掛かり、物語の全体像や複雑な人間関係を俯瞰して見られるようになってきました。そこで改めて痛感しているのは、このゲームの「素晴らしすぎる狂いっぷり」です。

ファークライらしさの極致:称賛としての「狂気」

一般的な文脈において「狂っている」という表現は慎むべきものですが、このシリーズに限っては、最高の称賛としてこの言葉を贈りたいと思います。

広大なオープンワールドを舞台に繰り広げられる、狂気による凶行の数々。3や4、そしてプライマルを段階的に遊んできたプレイヤーであれば、この「常識が通用しない世界観」こそがファークライ最大の魅力であると受け入れられるはずです。

しかし、今作に関しては、これまでのシリーズファンの中からも「この世界観は受け入れがたい」という声が上がっているのも事実。実際に終盤までプレイを進めた今、私なりにその理由が見えてきました。それは、今作の敵がこれまでの「軍隊」ではなく「カルト教団」という極めて異質な存在だからに他なりません。

異質の敵:エデンズ・ゲートがプレイヤーに与える心理的負荷

パッケージの背面に刻まれた『信じよ。崇めよ。服従せよ。』という不気味なメッセージ。これが今作の敵組織であるカルト教団「エデンズ・ゲート」のすべてを物語っています。

これまでのシリーズに登場した敵は、独裁者であれ海賊であれ、基本的には統制の取れた軍事組織としての側面が強かったといえます。そこには信念や野心があり、泥臭い人間臭さを感じることができました。

しかし、今作の敵は終末思想を背景とした狂信的な集団です。物語全体を宗教独特の息苦しい雰囲気が覆い尽くし、そこに凄惨な暴力と狂気がミックスされています。シリーズお馴染みのレジスタンス活動に身を投じる中で、プレイヤーはこの「理解不能な信仰心」を真正面から受け止め続けなければなりません。

3や4、プライマルを完走してきた私ですら、プレイしながら「この人たちとは絶対にお近づきになりたくない」と強く拒絶してしまうほど、その描写はリアルで不気味です。

拒絶が原動力に:清々しいほどの敵対関係

これまでの敵には、どこか惹かれるカリスマ性や同情の余地がありましたが、今作のカルト信者たちにはなかなか理解を持つことが難しく、むしろ拒絶反応のほうが勝ります。

ただ、面白いのは、その「生理的な拒絶心」こそが、今作におけるレジスタンス活動の根本的なエネルギーになっているという点です。相手が何を考えているか分からない、あるいは分かりたくもない狂信者だからこそ、これまでのシリーズ以上に、清々しいほど迷いなく鉄槌を下すことができる。敵対関係をこれほどまでに割り切れる設定は、ある意味で非常に機能的です。

一方で、その拒絶心がゲームプレイそのものへの心理的な壁になっていることも否めません。特に私たち日本人の感覚からすれば、過去に起こったカルト教団による凄惨な事件の記憶が、無意識のうちに今作の不気味さとリンクしてしまう部分もあるでしょう。

宗教特有の雰囲気が苦手な人や、現実の事件を想起してしまう人にとって、今作の狂気は少しばかり「重すぎる」のかもしれません。

結論:狂気と折り合いをつけ、派手な鉄槌を食らわせる爽快感

ファークライ5「プレイリポート」

総評としては、シリーズの中でも一際癖の強い敵組織を相手にしながらも、ファークライ伝統の「派手なドンパチ」でその不気味さを払拭していくプロセスが、たまらなく面白い作品です。

常にまとわりついてくるカルトの教えや重苦しい空気を、銃火器と爆発で力業で吹き飛ばしていく。この対比こそが、今作ならではの楽しみ方なのだと私は確信しています。決して暗い展開ばかりではなく、理不尽な教えを説く者たちに物理的な回答を突きつける爽快感もしっかりと用意されています。

狂気の世界とどう折り合いをつけ、どう楽しむか。これこそがファークライというゲームがプレイヤーに突きつけてくる真の課題なのかもしれません。終盤戦を迎え、物語がどのような結末へ向かうのか。私はカルトの支配からこの地を解放するその瞬間まで、全力で狂気と戯れてやろうと思っています。

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