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【アサクリ2 前編レビュー】エツィオという名の“陽気なアサシン”が魅せるドラマと進化

投稿日:2018年12月22日 更新日:

新たなアサシンの姿と、進化したゲーム体験に感動!

アサシンクリードシリーズの中でも、特に高評価を受けている『アサシンクリード2』。
今回、ついにクリアしたので、その魅力を改めて綴ってみたいと思います。

■ アサシンなのに陽気!?エツィオという異色の主人公

前作『アサシンクリード』の主人公アルタイルは、まさに孤高の戦士。
寡黙で冷徹なイメージを持っていた彼に対して、今作の主人公・エツィオはまったく異なる人物像。

若さと情熱を持ち、どこか陽気で人間味にあふれたエツィオ。
一見すると「アサシンっぽくない?」と思うかもしれませんが、むしろその親しみやすさがプレイヤーの感情移入を加速させてくれます。

物語を進めていくうちに、彼の家族や仲間への想い、心の葛藤、復讐心が丁寧に描かれ、徐々に“人間としての成長”を感じられる構成に。
このあたりが、ただのアクションゲームではない、本作ならではの深みを生み出しています。

■ 愛すべき家族とのドラマが、プレイヤーの心に刺さる

エツィオがアサシンとして目覚めるきっかけは、愛する家族を失った悲劇。
その衝撃的な展開の中でも、家族とのつながりが終始ストーリーの軸として存在しています。

それぞれに個性ある父や弟、妹、母との関係性が、エツィオという人物の魅力を引き立て、彼の選択に深みを与えます。

この家族ドラマがあるからこそ、復讐という重たいテーマも押しつけがましくなく、プレイヤー自身の感情とリンクしていく感覚があるのです。

■ 世界観の進化:目を奪われる美しい街並み

ゲームの舞台は、ルネサンス期のイタリア。
フィレンツェやヴェネツィアなどの実在都市が、当時の風景や文化を忠実に再現する形で登場します。

それらを眺めながら自由に移動できる感動は、今プレイしても色褪せることがありません。
まさに“プレイできる歴史絵巻”とも言うべき没入感。

個人的に、発明家レオナルド・ダ・ヴィンチとの交流も胸熱ポイントでした。彼の協力で手に入る発明品が、操作や戦術に新たな刺激を加えてくれます。

■ 新システムがもたらす“遊び”の広がり

『アサシンクリード2』では、前作から格段に進化したシステムが盛りだくさん!

  • お金の概念が導入され、武器や防具の購入、町の復興、芸術品の収集など、戦闘以外にも豊富な楽しみ方が追加。

  • 拠点(ヴィラ)を発展させることで収入が得られるという、まさかのシミュレーション要素も。

  • グライダーによる滑空シーンはまさに爽快!これまでにない視点で街を眺められる贅沢な体験です。

さらに、泳ぐことができるようになったのも大きな進化。
前作では水に落ちた瞬間ゲームオーバーだったので、これは地味にありがたい変更点でした(笑)

■ いつものバトル、でも戦略性アップ!

今作でも、敵兵との戦闘は健在。
終盤になればなるほど、多勢に無勢の状況で戦わされる場面も増えてきますが、操作性の向上と多彩な武器のおかげで、理不尽さはまったく感じません。

ただ、何度も連続でボタン連打していると、いい歳のプレイヤー(筆者)には少々きつかったのも事実…(笑)

それでも、テンポの良い操作感と、戦略的に動けるバトルシステムは前作から大きく進歩しており、最後まで飽きずにプレイできました。

■ まとめ:前作を越える傑作。物語も操作も“深化”したアサクリ2

アクション、ストーリー、世界観、キャラクター――
すべてが前作以上に洗練され、遊びごたえと感情の動きを両立した名作と断言できます。

エツィオのような“共感できるヒーロー”とともに、歴史の渦中を生き抜くという唯一無二の体験。
アサシンクリードシリーズの中でも、本作はまさに入門編としても最適で、今あらためてプレイしてもその完成度の高さに驚かされます。

後編では、いよいよクライマックスやシリーズへの橋渡しとなる展開について、さらに深掘りしていく予定です!

ぜひ、次回もお付き合いください。

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