果汁60%という「未知の領域」への挑戦

コンビニのお酒コーナーを眺めていた際、私の目に飛び込んできたのは、ピンク色のパッケージに躍る「果汁60%」という驚異的な数字でした。サッポロから発売されている「桃すごいネクターサワー」です。
世の中に桃のチューハイは数あれど、果汁を60%も使用した商品には、これまで一度もお目にかかったことがありません。一般的なフルーツサワーの果汁含有量とは一線を画すそのスペック。一体、どのような喉越しと味わいを提供してくれるのか、気にならないはずがありません。
しかも、この商品はあの「不二家ネクター」とのコラボレーション企画。濃厚な白桃ピューレと、みずみずしい桃果汁を贅沢にブレンドしたというその一杯。おっさんの期待値は、缶を開ける前から最高潮に達していました。

・ネクターサワーならではの濃厚な白桃ピューレと、みずみずしい桃果汁を使用
・まるで桃の果実をかじった時のような、桃本来のおいしさ
・桃果汁60%使用

新聞紙に包まれた「焼肉の夜」の相棒

今回の実食(実飲)シーンは、我が家の焼肉パーティーです。 写真をご覧になって、テーブル一面に敷き詰められた新聞紙に驚かれた方もいるかもしれません(笑) 油汚れを一切気にせず、心ゆくまで肉を焼き、酒を愉しむ。これがおっさん流の、最も合理的で贅沢な晩餐のスタイルなのです。
「まるで桃の果実をかじった時のような、桃本来のおいしさ」 公式のこのキャッチコピーを検証するのに、脂の乗った焼肉ほど相応しい相手はいないでしょう。濃厚な肉の旨みに対して、果汁60%の桃がどのような立ち回りを見せてくれるのか。期待に胸を膨らませ、プシュッと小気味よい音と共にプルタブを引き上げました。
不二家ネクターが贈る「濃密な魔法」
まずはグラスに注がず、缶から直接その感触を確かめてみました。 一口含んだ瞬間、私はその「質感」に目を見開くことになります。
「……なんだ、このトロリとした口当たりは!」
パッケージに「濃密」と記載されていた通り、飲み口からしてすでに、私たちが知っている通常のチューハイとは別物でした。さらりとした液体ではなく、果実の繊維を感じさせるような、とろりとした重厚なテクスチャー。それはまさに、子供の頃から慣れ親しんだ「不二家ネクター」そのものの感触です。
お酒というよりも、極めて上質なネクターを飲んでいるような感覚。もちろん、そこにはアルコールの存在もしっかりと感じられますが、桃の圧倒的な存在感がそれを優しく包み込んでいます。桃本来の香りと甘みがダイレクトに鼻腔を抜け、至福のひとときが訪れました。
お酒が弱くても楽しめる「果実の極み」
さて、肝心の味わいについてですが、これはもう「お見事」と言うほかありません。 私は普段、それほどお酒をたくさん飲む方ではなく、アルコールに強いわけでもありません。そんな私にとって、この飲みやすさと美味しさは、まさに理想的なものでした。
香り付け程度に桃のエッセンスを加えただけの安価なチューハイとは、格が違います。がっつりと桃を「食べている」かのような満足感。白桃ピューレの濃厚さと果汁のみずみずしさが、焼肉の脂っぽさを適度に中和し、次の肉へと箸を進ませてくれます。
ただ、一つだけ好みが分かれそうな点があるとすれば、その「とろみ」でしょう。キレのある爽快な喉越しや、炭酸の刺激でスッキリと流し込みたい派の人にとっては、この濃密な口当たりをどう解釈するかで評価が分かれるかもしれません。しかし、桃を堪能したいという目的において、これ以上の選択肢は他にないでしょう。
桃好きに贈る、一年に一度の「桃源郷」
サッポロ「桃すごいネクターサワー」
総評としては、お酒が苦手な人でもデザート感覚で楽しめる、果汁の力強さをこれでもかと見せつけられた傑作サワーでした。
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不二家ネクターの、あの独特の濃厚なトロリ感が大好きな方
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「桃のチューハイ」に、名前通りの本物の果実感を求めている方
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焼肉やホームパーティーで、ちょっと贅沢な気分を味わいたい方
こうした方々には、文句なしに自信を持って手に取っていただきたい一本です。 軽く飲めて、かつ桃を存分に堪能できる。この贅沢な体験が数円のプラスで手に入るなら、おっさんの私としては大満足の評価を下さざるを得ません。
次にこの「桃すごい」パッケージを見かけた際も、私は間違いなく、あの新聞紙を敷き詰めた夜の感動を思い出してカゴに入れてしまうでしょう。皆さんも、ぜひこの濃密な桃のシャワーを、その喉で体感してみてくださいね。