函館の息吹を感じる。未知なる「いかみそ和え」との遭遇

スーパーの棚がお正月モードに切り替わる華やかな時期。おっさんの鋭い「飯の友センサー」が、ひときわ興味深い一品を捉えました。それが、マルナマ食品の「函館仕込み するめいかみそ和え」です。
「いかの塩辛」なら、おっさんの食卓でもお馴染みのレギュラーメンバーですが、「みそ和え」というのは、これまで一度も経験したことがありませんでした。 「コクのある甘味噌と良質の麹で漬け込みました」 この魅力的な一文を目にした瞬間、おっさんの脳内では炊きたての白いご飯とのシミュレーションが即座に開始されました。函館の伝統が息づくこの珍味。果たして、どんな新しい扉を開いてくれるのか。期待に胸を膨らませて買い物カゴへと導きました。


コクのある甘味噌と良質の麹で漬け込みました。


塩辛の「トゲ」を脱ぎ捨てた、マイルドな黄金色の誘惑

期待を込めてパッケージを開け、専用の容器へと移し替えます。 まず驚かされたのは、その視覚的な印象です。一般的な塩辛のような赤黒い、あるいは濃いピンク色のトゲトゲしさはなく、味噌と麹が織りなす非常にマイルドで温かみのある黄金色のビジュアル。
「……ほう、これは見た目からして上品じゃないか」 鼻を近づけても、塩辛特有のあの強烈な磯の香りや、人を選ぶ発酵臭はほとんど感じられません。代わり漂うのは、麹由来のふくよかで甘い香り。この時点で、おっさんは「これは、ただの珍味ではない」という確信を深めました。 おっさんの「白飯(しろめし)エスコート役」としての適性を測るべく、いよいよ実食へと移ります。
麹と甘味噌のマジック!癖を排した「極上の食べやすさ」

いよいよ、おっさんの至福の実食タイムです。 まずは「するめいかみそ和え」を一切れ、白いご飯の上に乗せて。
「!!……なんだ、この優しさは!」
一口食べて最初に感じたのは、酒の肴(さかな)特有の嫌な癖が全くないことでした。 これこそが商品特徴にもあった甘味噌と麹の恩恵なのでしょう。塩辛のような強い塩気や主張で圧倒するのではなく、味噌のコクと麹の甘みがイカの旨味を優しく、そして深く引き立てています。 味付けが絶妙にマイルドな分、イカ本来の美味しさがダイレクトに伝わってきます。これは、一度食べ始めると止まらなくなる、実に「罪深い」食べやすさです。
弾力と歯切れの黄金比。万人受けする「珍味の正解」
具材のイカについても、マルナマ食品さんのこだわりが光ります。 しっかりとした弾力を感じさせつつも、決して噛み切れないようなストレスはありません。噛むほどに甘味噌の味が染み出し、心地よいリズムで食感を楽しむことができます。
塩辛が苦手だという方の多くは、あの独特の「生臭さ」や「癖」を敬遠されるものですが、この「いかみそ和え」にはそれが一切ありません。 実際に一緒に食べた家族も「これならお酒とも最高に合いそう、今度は晩酌に!」と絶賛していました。癖がないからこそ、どんな世代の口にも合う。まさに万人受けする珍味の、一つの完成形がここにあると感じました。おっさん的には、この甘味噌の塩梅(あんばい)が、お米の甘みをこれ以上ないほどに引き立ててくれる点に、ただただ感動するばかりです。
リピート確定!冷蔵庫の「一軍」入りが決定した函館の傑作
マルナマ食品「函館仕込み するめいかみそ和え(甘味噌・麹漬け)」
総評としては、伝統の函館仕込みの技術を、現代的な「食べやすさ」へと昇華させた、非の打ち所がない最高級のご飯のお供でした。
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「いかの塩辛」は好きだけど、たまには違う角度の旨みを味わいたい方
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珍味特有の癖が苦手で、でもイカの旨みは存分に堪能したいという方
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炊きたての白飯を、甘味噌と麹の深いコクでエスコートしてほしい方
こうした方々には、自信を持って「今すぐ函館の伝統を食卓へ迎え入れなさい」とお勧めします。 これほどまでに「白飯」を主役にしてくれる珍味は、そう簡単に出会えるものではありません。おっさんは、次にスーパーでこのパッケージを見かけた際、お正月と言わずとも日常の贅沢として、迷わず数パックをストックすることを心に誓いました。皆さんも、マルナマ食品が贈るこの「甘味噌の魔法」を、ぜひ一度その舌で体験してみてくださいね。