冷凍庫を占拠する「黒い巨塔」。モチクリームジャパンの挑戦

スーパーのアイスコーナーで、他の追随を許さない圧倒的なオーラを放つパッケージがありました。モチクリームジャパンから発売されている、その名もズバリ「大きなティラミス」です。
最初、目にしたときはおっさんも自分の目を疑いました。「……なんだ、このサイズは」 あまりの巨大さに一度は後退りしましたが、「アイスクリームだし、賞味期限も長い。少しずつ食べ進めればいいさ」と自分に言い聞かせ、清水の舞台から飛び降りる覚悟でレジへと運びました。
驚くべきは、パッケージの裏側です。メーカー側も細かく量るのが面倒になったのか、内容量の表記が「1個」という、清々しいほどの大雑把ぷり(笑) この規格外のスケール感こそ、おっさんの冒険心をくすぐる最高のエッセンスとなりました。


ふたを開けて気圧される「10人前」の威圧感

帰宅して冷凍庫のスペースを必死に確保し、いよいよ開封の儀。ふたを開けて改めて確認すると、その暴力的なまでのボリュームに、再び気圧されるような感覚に陥りました。 「……これは、本当に一人で対峙して良いものなのだろうか」
ブログ用の写真に収めるため、意を決してお皿に移し替えてみると、その迫力はさらに増します。どっしりと鎮座するティラミスの山。目測ではありますが、子供なら余裕で10人分、おっさんでも数日に分けて戦わなければ完食は不可能だと思わせる、凄まじい「個」の力です。
しかし、肝心なのは味。これだけの量がありながら、大味であっては悲劇でしかありません。緊張の一口目が始まります。
変化する食感。凍ったスポンジが「目覚める」過程

スプーンを深く差し込み、まずは一口。 そこで驚かされたのは、この巨大ティラミスアイスならではの「時間による変化」でした。
このアイス、食べている途中で最初はカチカチに凍っていたスポンジケーキが、室温によって徐々に本来のしっとりとした食感を取り戻していく過程をダイレクトに味わえるのです。最初はシャリッとしたアイスとしての顔を見せ、中盤からは濃厚なケーキとしての顔を覗かせる。一つの大きな塊の中で、食感のグラデーションが楽しめるのは、大容量ゆえの贅沢な演出と言えるでしょう。
「……ふむ。これはただ大きいだけではないな」 ちゃんと「ティラミス」としてのアイデンティティを保ちつつ、アイスならではの楽しみを追求している姿勢に、おっさんの評価は一気に跳ね上がりました。
きめ細やかなかき氷のような「魔法の口どけ」
そして、最も印象に残ったのが、全体の大部分を占めるクリーム部分の不思議な質感です。 通常、これほどの大容量のアイスであれば、乳脂肪分の重さで途中で胃がもたれてしまうものですが、この大きなティラミスは違いました。
なんだろう、普通のアイスクリームとは構造が根本的に違うような感覚です。きめの細かい「かき氷」を食べているような、極めて繊細で不思議な舌触り。それが生み出す口当たりは驚くほど軽く、あっさりとしているため、大容量であるにも関わらず、パクパクと食べ進めることができてしまうのです。
この軽快な口どけのおかげで、ティラミス特有のココアのほろ苦さやチーズの風味がより際立ち、不思議な満足感を得ることができました。オリジナリティ溢れるこの仕上がり、モチクリームジャパンさんの「大きな」という言葉に隠された緻密な計算を感じずにはいられません。
リピート確定!パーティーにも独り占めにも最高の「氷の傑作」
モチクリームジャパン「大きなティラミス(内容量:1個)」
総評としては、見た目の圧倒的なインパクトで驚かせつつ、その中身は計算し尽くされた軽やかな食感で最後まで楽しませてくれる、まさに「ギャップ萌え」なアイスケーキでした。
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とにかく「デカいことは正義だ」と信じて疑わない、ボリューム至上主義の方
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普通のティラミスにはない、アイスならではの「シャリふわ食感」を体験したい方
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家族や友人を驚かせたい、あるいは一人で数日かけて巨塔を攻略する達成感を味わいたい方
こうした方々には、自信を持って「冷凍庫を空っぽにして迎え入れなさい」とお勧めします。 これほどまでに遊び心と美味しさを両立させた巨大スイーツは、そう簡単に出会えるものではありません。おっさんは、次にスーパーでこの「1個」という表記を目にした際、再びあの軽快な口どけを求めて、迷わず手を伸ばすことを心に誓いました。皆さんも、モチクリームジャパンが贈るこの「氷の巨像」を、ぜひ一度その舌で体験してみてくださいね。