2019年の幕開けは「薄皮」から!元旦に現れた期待の新作

新年、明けましておめでとうございます! 2019年という新たな年を迎えた喜びと共に、おっさんの目に飛び込んできたのは、スーパーの棚で異彩を放つ「薄皮ティラミス風パン」でした。発売日はなんと1月1日。山崎製パンさんが新年のご挨拶代わりに送り出してきた、薄皮シリーズの最新作です。
おめでたい元旦の空気に乗せられ、薄皮シリーズの熱狂的なファンである私は、迷うことなくこの新商品を確保しました。 「ココア風味のパンにチーズクリームとコーヒークリームを包みました」 パッケージに記されたその構成案。ほろ苦いティラミスを菓子パンという小宇宙でどう表現してくるのか。新春一番の「パン初め」として、おっさんの期待値は最高潮に達しています。

ココア風味のパンにチーズクリームとコーヒークリームを包みました。ほろ苦いティラミスを表現したちょっぴり大人な味わいをお楽しみいただけます。


黒糖……ではなく「ココア」が香る漆黒の生地

袋から取り出してみると、そこには薄皮シリーズ特有の、手に吸い付くようなしっとりとした質感のパンが現れました。 色合いだけを見ると、一瞬「黒糖パンかな?」と錯覚してしまいますが、これはティラミスのほろ苦さを演出するためにココアを練り込んだ専用の生地。鼻を近づけると、ふわりとココアの高貴な香りが漂います。
恒例の「中身オープン」の儀式を執り行うと、ココア色のパン生地の内側に、真っ白なチーズクリームと、その陰に隠れるようにコーヒークリームが鎮座していました。 一見するとコーヒークリームが控えめに見えますが、この二つのクリームが口の中で混ざり合うことで、化学反応が起きるはず。材料のラインナップを見る限り、ティラミスとしての雰囲気作りは「ばっちり」と言えるでしょう。
コーヒーか、それとも「ティラミス」か?

いよいよ、新年最初の実食です。 一口、パクリと頬張った瞬間、おっさんの脳内では「ティラミス判定委員会」が緊急開催されました。
「……うん。ティラミス……かな?」
正直に申し上げましょう。第一印象としては「非常に美味しいコーヒークリームパン」という側面が強いのも事実です。しかし、そこを強引に「これはティラミスである」と納得させてくれるのが、チーズクリームの存在感でした。 チーズのコクがコーヒーの苦味と合流した瞬間、味の奥行きがグンと広がり、ティラミス特有のあの「クリーミーな重厚感」が顔を出します。このチーズクリームの「力技」とも言える演出、おっさんは嫌いではありません。
ティラミス好きへの「愛の警告」
さて、ここで一つ、ティラミスというスイーツに対して並々ならぬ拘りを持つ方々へ、おっさんからの「愛の警告」を。 もし、本物のティラミスにあるような、エスプレッソが染み込んだスポンジの滴るような質感や、マスカルポーネのフレッシュな酸味を100%期待して購入すると、少しガッカリしてしまうかもしれません。
あくまでこれは、ヤマザキが誇る「薄皮シリーズ」という菓子パンの文脈で作られた「ティラミス風」なのです。 しかし、結論から言えば、ティラミスという名前に縛られずとも、一つの菓子パンとして評価した際の完成度は極めて高い。ココア生地の香ばしさとダブルクリームの甘みのバランスは絶妙で、「また次も見かけたら買いたい」と思わせる確かな実力を持っています。風味としてティラミスを楽しみ、パンとしての美味しさを愛でる。そんな広い心で楽しむのが、このパンを最も美味しく頂くコツだと言えるでしょう。
リピート確定!新春のティータイムを彩る「大人の薄皮」
ヤマザキ「薄皮ティラミス風パン(チーズクリーム&コーヒークリーム)」
総評としては、新年の幕開けに相応しい、ちょっぴり贅沢で大人な味わいを楽しめる、期待を裏切らない「薄皮クオリティ」の逸品でした。
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薄皮シリーズの新作は、何が何でもチェックしておきたい熱心なファンの方
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コーヒーのほろ苦さとチーズのコク、この二つが織りなすハーモニーを愛してやまない方
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甘すぎない、少しだけリッチな気分になれる「大人の菓子パン」を探している方
こうした方々には、自信を持って「2019年の初買いリストに入れなさい」とお勧めします。 1月1日に出会ったこの縁起物。おっさんは、このパンを温かいコーヒーと共に頂きながら、今年一年も美味しいものに巡り会えるよう、静かに願いを込めました。皆さんも、薄皮シリーズが贈るこの「新年の挑戦」を、ぜひ一度その舌で体験してみてくださいね。