海老の次は「サーモン」で攻める。湖池屋スゴーンの新たなる挑戦

スナック菓子界に「素材を突き抜ける」という旋風を巻き起こした、湖池屋の「スゴーン」。以前このブログでは、海老をまるごと使用したかのような濃厚な一杯をレビューしましたが、今回おっさんの目に留まったのは、その次なる刺客「燻製サーモン」です。
海老をテーマにしたお菓子は世の中に数あれど、サーモン、それも「燻製」にこだわったスナックというのは、なかなか珍しいのではないでしょうか。 「じっくりと燻すことで生まれたスモーキーな香りと、ノルウェー産サーモンの旨味。そこに国産レモンでさっぱりと仕上げた」 パッケージに躍るこの一文。サーモンの繊細な脂のノリと、燻製の芳醇な香りをどうスナックに閉じ込めているのか。食べる前から、おっさんの脳内では期待と想像が止まりません。

「スゴーン」ならではの突き抜けた素材のおいしさを表現するため、試行錯誤を続け、じっくりと燻すことで生まれたスモーキーな香りを十分に吸いこんだノルウェー産サーモンの旨みに国産レモンでさっぱりと仕上げた「スゴーン 燻製サーモン」が完成しました。「スゴーン 燻製サーモン」の醸し出す、大人の味わいをお楽しみください。


開封直後の静寂。見た目からは想像できない「隠された野心」

さっそく、期待を込めて袋を開封し、お皿に盛り付けてみることにしました。 見た目に関しては、以前のスゴーンと同様の力強い形状。しかし、お皿に移した瞬間におっさんを襲ったのは、意外なほどの「静かさ」でした。
「……おや。それほどサーモンの香りが主張してくるわけではないな」 鼻を近づけても、海老の時のようなガツンとした香りの暴力は感じられません。正直なところ、「もしかしたら今回は外れかな……」という不安が、おっさんの胸をよぎりました。視覚的にはいつものスゴーンなのですが、香りの控えめな第一印象に、少しだけ拍子抜けしてしまったのは事実です。しかし、湖池屋さんの本領は、やはり口に運んでから発揮されるのでした。
舌先で開花する「スモーキーな魔法」。サーモンが踊る驚愕の味わい
そんな不安を抱えたまま、一粒を口の中へ放り込んでみました。 その瞬間、おっさんの細胞が驚きに沸き立ちました。
「!!……なんだこれは! ちゃんとサーモンじゃないか」
海老ほどのがっつりとした重厚感ではないのですが、噛み締めるほどに「これは紛れもなくサーモンだ」と確信させる風味が、静かに、しかし力強く広がります。 驚くべきは、その後にやってくる燻製のニュアンスです。じっくりと燻ったような独特のスモーキーな香りが鼻を抜け、舌先には燻製特有の心地よい苦味と深いコクが伝わってきます。まさにパッケージの説明通り、ノルウェー産サーモンの旨味が、燻製という魔法によって昇華されている。恐るべし湖池屋。おっさんの不安は、最初の一口で完全に粉砕されました。
子供には早すぎる「大人の嗜み」。レモンが導く洗練された後味
さて、この「スゴーン 燻製サーモン」を評価する上で、一つだけ断言できることがあります。 それは、この味を理解して楽しむには、子供たちにはまだ早すぎるだろうということです。 サーモンの旨味に重なる燻製のほろ苦さ、そしてそれを国産レモンの酸味がさっぱりとまとめ上げる。この洗練された味の構成は、まさに「大人のためのお菓子」と言えるでしょう。
「……ふむ。これはお酒のあてにすれば、最高のご馳走になるな」 おっさんはそれほどお酒に強い方ではありませんが、このスモーキーな風味をキンキンに冷えたビールや、キリッとした白ワインと合わせる光景が容易に想像できました。おやつという枠を超え、家飲みを彩る一皿として、そのポテンシャルは計り知れません。素材の味を極限まで引き出そうとする湖池屋さんの執念が、この「燻製」という繊細なテーマを見事にクリアさせていました。
リピート確定!ストックしておきたい「夜の相棒」
湖池屋「スゴーン(燻製サーモン・ノルウェー産サーモン使用)」
総評としては、見た目の静かさを良い意味で裏切る、本格的な燻製の香りとサーモンの旨味が三位一体となった、非の打ち所がない最高級の大人向けスナックでした。
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サーモン特有の、あの脂の乗った旨味とスモーキーな燻製香を同時に楽しみたい方
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普通のスナック菓子では満足できない、少し苦味とコクの利いた「大人の味」を求めている方
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お酒の時間をより豊かにしてくれる、一味違う「上質なあて」を探している方
こうした方々には、自信を持って「この燻製の深みに酔いしれなさい」とお勧めします。 これほどまでに「素材の正解」を突きつけてくる商品は、そう簡単に出会えるものではありません。おっさんは、次にスーパーで見かけた際、再びあのスモーキーな魔法にかかるべく、そして静かな夜の晩酌タイムを彩るべく、迷わずまとめ買いすることを心に誓いました。皆さんも、湖池屋が贈るこの「燻製の魔術」を、ぜひ一度その舌で体験してみてくださいね。