[toc]
シャドウ討伐に燃える順平に…
ここ最近、異様にやる気を見せていた順平。
この日も、大型シャドウが出現する日とあり、一人、決意を新たにする。
仲間のもとに向かおうとしたとき、突然、背後より呼び止められる。姿は確認できないが、言葉は強く、緊迫感を伴ったものだ。
そして、その覚えのある声は、ここ最近、順平を変えるきっかけとなった少女とそっくりだった…
この後、場面が切り替わってしまい、何が起こったのかは確認できず。
ただ、やはりと言うべきか、望まぬ展開が待ち受けていた感じだ。
作戦決行前にも順平は現れず…
風花の力により、大型シャドウの場所を探る。
ポロニアンモ-ルの辺りまでは分かるようなのだが、それ以上は掴むことが出来ず、風花も戸惑いを見せる。
だが、大方の場所さえわかれば十分と言う荒垣の言葉も一理あり、あとは現場に向かってからでも、遅くはない。
それよりも、大きな問題が起こる。
作戦決行日であるにも関わらず、いまだ順平が姿を現さない。念のためにと、天田が部屋にまで確認しに行ってくれたが、寮に帰ってきた形跡もないことが伝えられる。
予想外の事に、ゆかりは怒りを見せ、活動部に動揺が走り始めるが、幾月は穏やかな口調で、今回の作戦は順平抜きで行くことを決める。
美鶴も、この場にいても解決できないと判断したのだろう。幾月の案に賛成する形で、作戦決行を決断する。
作戦開始とともに、ポロニアンモ-ルに向かうため、みんなが作戦室を出る。そのとき、ひとり、まだ足を止めていた荒垣が、主人公へ、順平について訊ねる場面があり、後輩を心配する様子が描かれていた。
風花の使命感が力を高める!
ポロニアンモ-ルに到着。
美鶴は、さっそく手分けして大型シャドウを探すよう指示をする。しかし、それを風花が遮り、索敵は自分の役割なので、最後までやらせてほしいと願い出る。
普段、大人しく主張すること自体が珍しい風花の申し出に、誰も反対するものはいなかった。
極限状態まで集中する風花。見守る周囲にさえ緊張感が伝わり、普段クールな真田が心配するほどだった。
風花の力により、新たな情報を得ることに成功。さらにアイギスが風花の情報をもとに分析し、地下ケーブルが関連している可能性を示唆。
アイギスの助言を得た風花はすべてを理解する。説明によると、今回の大型シャドウは、ケーブル網自体を乗っ取っとり、それがポロニアンモ-ル一帯の地下に張り巡らされていることで、風花の力でも特定することができなかったようだ。
ようやく、シャドウの正体は判明したが、肝心な居場所はいまだ掴めず、動きが取れない状態が続く。
やはりストレガの一員だった
背後より声をかけた主は、やはりチドリだった。
拘束されている順平は、いまだ事情がつかめず、ただ混乱していた。
そんな順平とは逆に、チドリは冷静な口調で、現在、行われている作戦の中止を要求する。
順平はそこで初めて、チドリがストレガの一員であることを知り、ショックを受ける。
ついにシャドウの場所が判明!
いまだ、手詰まりの状態が続き、一向に焦りが出始める。
そんな中でも冷静さを保つ風花は、以前にモノレールを乗っ取ったシャドウの事を思い出し、今回も同じケースだと想定する。
そして、再び索敵を始め、ついにシャドウがモールの近くにある施設という所まで突き止める。
風花の掴んだ情報を頼りに、荒垣が、最近、エスカペイドの店員が、電源の調子がおかしいとぼやいていた事を思い出す。
その話に風花は確信を得る。そして、急いで現場のエスカペイドに向かう。
その前に、美鶴がよくやったと風花に労いの言葉をかけていた。本当に今回はこれまで以上に頑張ってくれていた。
風花の頑張りは、シャドウとの戦いの前に、気合を入れなおすキッカケにもなった。
エスカペイドに突入すると、ケーブルと結合した大型シャドウの姿が。
風花からも、本体がケーブルそのものになっているので、電撃の攻撃(ジオ系)に注意するよう伝えられる。
今回、挑んだメンバーは、ゆかりに、新戦力を試したいという思いから、荒垣と天田を加えた。
ハーミット戦!
今回の大型シャドウ・ハーミットに属性弱点はなく、電撃攻撃は吸収。まぁ、ここは風花の情報からも予想のつく部分。
ハーミットの攻撃も電撃中心となっており、1ターンを使い充電し、威力を通常より高めたマハジオンガという攻撃がメインとなっていた。
ジオ系が弱点のペルソナでなければ、それほど脅威とはならず、こちらもジオ系以外での攻撃手段で攻めれば、普通に削れる。
特に苦戦することなくハーミットを撃破することに成功。
新戦力の二人も活躍してくれた。特に荒垣は、お得意のデッドエンドでクリティカルを与え、そこからの総攻撃で大ダメージを与えることが出来た。
シャドウを討伐し、再び順平の安否となり…
シャドウ討伐後、風花より順平の反応をキャッチしたと報告を受ける。
驚いたことに、順平がとらわれていた場所が、主人公たちの寮であることが判明。
風花より、寮内という事で心配はないと思われるが、少し様子がおかしいとも伝えられ、急いで寮に戻ることに。
順平はチドリに真意を訊ねる
チドリは自身のぺルソナ・メーディアの力により、大型シャドウが討伐されたことを確認する。
そして、順平に、命を顧みず、作戦中止をしなかった事へ疑問を投げかける。
チドリの疑問に、順平は、本当はリーダーではなく、そうした権限を持っていないことを正直に打ち明ける。
チドリは、順平の一連の言動に対し、理解に苦しむ。
その様子を見ていた順平が、今度はチドリに質問を返す。
順平は、苦しそうな表情を浮かべながら、最初の出会いから、これまでのこと全てが仕組まれていたのかを訊ね、チドリが以前に手を怪我した際に、次の日にはきれいに治っていたことを思い出し、ひとり悲しそうに納得する。
その話を聞いていたチドリは、何かを言おうとするが、その時、主人公たちが駆けつけ、続きを聞くことはできなかった。
チドリを確保することに成功!
チドリは、仲間たちが戻ってきたことに驚くも、死を恐れぬ覚悟を見せ、ペルソナを発動させようとする。
しかし、順平がそれ間一髪で阻止。結果的に、今度はチドリが身柄を拘束される事に。
今回、大活躍であった風花だが、これまで順平の位置を知ることが出来なかったことでショックを隠せずにいた。
しかし、同じ寮内にいて、奇跡的に無事だった幾月によれば、チドリのペルソナは撹乱を得意とする可能性が高く、風花とは対をなす存在を示唆していた。
チドリは、身柄を拘束され、召喚機も取り上げられた事で、ひどく取り乱した状態に。
その為、この場で、事情を聞くことは無理と判断した美鶴は、監視下のもとで、しばらく安静にさせ、様子を見る事を決める。
一応、この日はこれで解散となった。
これまでになく、色々なことが起こり、長い夜となった。