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【プレイ日記38】PS2版ペルソナ3!チドリの遺したスケッチブックと順平の再起

投稿日:2019年2月16日 更新日:

遺された「愛の証」。スケッチブックを開く勇気と、順平の慟哭

チドリを失った衝撃から、いまだ立ち直れずにいる順平。仲間たちの励ましの言葉も、今の彼には遠く響くばかりでした。そんな姿を見かねた美鶴先輩が、チドリが病院に遺していった「一冊のスケッチブック」の存在を告げます。 しかし、順平は「どうせ抽象的で理解できない絵ばかりだ」と、思い出に触れることを恐れて目を背けてしまいました。

代わりにページをめくったゆかりや風花から、感嘆の声が上がります。

「……素晴らしい! これほどまでに克明に、そして愛情深く描かれているなんて」 アイギスから告げられたのは、そこには順平の顔が、驚くほど丁寧に、何度も何度も描写されているという事実でした。 恐る恐る中身を覗き込んだ順平が見たものは、チドリの瞳に映っていた「大好きな自分」の姿。彼女の真っ直ぐな想いが紙面から溢れ出し、順平はその場に崩れ落ちて号泣しました。天田君やコロマルまでもが駆け寄る中、彼はチドリが遺した最後の「エール」を全身で受け止めたのです。

嫉妬を越えた信頼。伊織順平、真の「仲間」への脱皮

スケッチブックに描かれた自分と向き合ったことで、順平の心に揺るぎない「火」が灯りました。 これまでの彼は、どこか活動部に対して流動的で、心のどこかで目覚ましい活躍を続ける主人公に嫉妬し、焦りを感じていました。しかし、彼はその醜い感情さえも素直に認め、主人公に対して「頼りにしてる」と真っ直ぐな言葉を投げかけます。

「!!……大事な人との別れが、お調子者の少年を、一人の気高き戦士へと成長させたのだな」 チドリの命を譲り受けた彼は、もう迷いません。自分にできることを全うする。その決意は、かつてないほど頼もしく、活動部全体の士気を高めることとなりました。

忍び寄る不協和音。望月綾時の浸透とアイギスの「本能的拒絶」

一方で、寮内には新しい風が吹いていました。転校生の望月綾時が、いつの間にか寮に遊びに来るほど、メンバー(特に順平)と打ち解けていたのです。 しかし、帰宅したアイギスは、その光景を見るや否や、激しい拒絶反応を見せます。美鶴先輩の許可があると言われても、アイギスは「彼は危険だ」という警告を曲げようとはしません。

「……ふむ。風花は彼の優しさを信じ、ゆかりは彼のナンパ癖を警戒する。だが、アイギスの感じる『危険』は、それらとは次元が違うようだ」 さらに、綾時が美鶴先輩を口説いたというエピソードを聞いた真田先輩が、その「命知らずさ」に別の意味で戦慄するというコミカルな一幕もありましたが、アイギスの瞳の奥に宿る不安は、決して冗談で済ませられるものではありませんでした。

機械乙女の独白。涙を流せない身体に刻まれた「悲壮な決意」

試験勉強のために皆が去り、主人公と二人きりになったアイギス。彼女は、これまでにないほど人間味あふれる、けれどどこか「悲しい葛藤」を口にします。 屋久島で出会ったあの時から、彼女は主人公に対してだけは特別な反応を見せてきました。時間が経つにつれ、彼女の中で「人間と機械の違い」への問いが大きくなっていくのが分かります。

独り、自室へと戻る廊下で、アイギスは自分に言い聞かせるように呟きます。

「自分は人間ではなく機械だ。死ぬこともない。だから、自分が壊れても誰も悲しませることはない……」 「!!……もう誰の涙も見たくない。だから自分一人で、すべてを終わらせるというのか!」

その決意は、あまりにも純粋で、あまりにも残酷。アイギスが抱える「明確にできない不安」と、大切な人々を守るために自らを犠牲にしようとする悲壮な覚悟に、おっさんの心は言いようのない予感で震えるのでした。

愛の再起と、破滅へ向かう「自己犠牲」の足音

ペルソナ3(PS2版・プレイリポート38)

総評としては、順平がチドリの遺志を継いで「再生」を果たす光のドラマと、アイギスが孤独な決意を固める影のドラマが交錯する、感情のジェットコースターのようなエピソードでした。

  • チドリのスケッチブックに描かれた、あまりにも純粋な「順平への愛」に涙したい方

  • お調子者から脱却し、真の信頼を口にするようになった順平の成長を見届けたい方

  • アイギスが抱える、機械ゆえの孤独と主人公への深い想いに胸を締め付けられたい方

こうした方々には、自信を持って「言葉なき絵画が魂を救い、言葉なき決意が未来を歪めようとしている。一瞬たりとも目が離せないぞ」とお勧めします。 望月綾時の正体とは。そしてアイギスが一人で背負おうとしている運命の正体とは。おっさんは、順平の再起に勇気をもらいつつも、アイギスのあの悲しげな背中が脳裏から離れず、第39回のリポートに向けて、ついに訪れる「約束の日・12月」の真実を見届けることを心に誓いました。皆さんも、ペルソナ3が贈るこの「静かなる嵐の前触れ」を、ぜひ一度その身で体験してみてくださいね。

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