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【クリアレビュー】PS2版ペルソナ3を100時間遊び尽くした本音と感動

投稿日:2019年3月8日 更新日:

100時間の激闘を終えて。膨大なボリュームが語る「育成と絆」の深化

ついに、タルタロス最上階の先にある結末を見届けました。 本作『ペルソナ3』を遊び尽くそうとすれば、物語の進行、ペルソナの合体・育成、そして独自の「コミュニティ(コミュ)」システム……そのすべてが膨大な時間を要求してきます。

おっさんも、ストーリーこそ完遂しましたが、ペルソナ全収集や全コミュMAXには至っていません。それでもプレイ時間は100時間を突破。

「……ふむ。100時間を費やしてもなお『まだ遊べる』と思わせるこの底知れぬボリューム。まさに時間泥棒な名作だな」 10年以上前の作品でありながら、現代の最新ゲームと並べても全く古臭さを感じさせない洗練されたゲームデザイン。

特にBGMにボーカルを採用したお洒落な演出は、単調になりがちなレベル上げの時間さえも至福のひとときに変えてくれました。気がつけば、劇中曲をiTunesで購入してしまうほど、おっさんはこの世界観にどっぷりと浸かっていたのです。

会話パートが紡ぐ緊張感。異色ながら合理的な「学園RPG」の完成度

本作の大きな特徴は、学園生活や街での交流といった「会話パート」がゲームの根幹を成している点にあります。 従来のRPGであれば、ボスの拠点へ向かうために広大なフィールドや複雑なダンジョンを攻略するのが常石ですが、本作は会話パートからドラマチックにボス戦へとなだれ込む構成が少なくありません。

「!!……素晴らしい。タルタロスという巨大な自動生成ダンジョンがあるからこそ、ストーリー上のボス戦では無駄な消耗戦を省く。この潔い仕様こそが、物語のテンポを加速させているんだな」

移動の短さを物足りなさと取るか、ストレスフリーと取るかはプレイヤー次第。しかしおっさんは、濃密な会話パートが戦いへの緊張感を見事に演出しており、不足感は一切ありませんでした。フルボイスに近い熱量で描かれるキャラクターたちの意外な一面や過去に触れるたび、彼らがただのデータではなく「共に生きる仲間」であることを強く実感させてくれるのです。

コミュとペルソナの蜜月。スケジューリングに頭を悩ませる「至福の苦行」

本作の醍醐味である「コミュシステム」は、人との絆がそのまま戦闘力(ペルソナ)に直結するという、実にアトラスらしい設計です。 特定の人物との関係を深めなければ最強のペルソナが手に入らないという仕組みは、育成のモチベーションを爆発させてくれます。

「!!……だが、このスケジュール管理は正気の沙汰ではないな。限られた時間、迫りくる期限。

すべてを達成しようとすれば、まさに頭が禿げるほどの緻密さが求められるぞ(笑)」

結局、おっさんも初周ではいくつかのコミュを断念せざるを得ませんでした。しかし、これこそが「周回プレイ」を前提とした奥深さ。クリア後の引継ぎ要素を活かし、次こそはあのキャラと絆を深めよう……そう思わせる「未練」さえも、このゲームの魅力の一部なのです。

「勇者とドラゴン」ではないRPG。現代劇だからこそ響く「育成の真髄」

ポップなデザインやジュブナイルな設定に、昔ながらの「ファンタジーこそRPG」という層は敬遠するかもしれません。

しかし、一歩足を踏み入れれば、そこにはどっしりとした手応えの育成要素が待ち構えています。 コツコツとした作業に喜びを見出し、自分だけの最強のペルソナを作り上げていく。その過程は、伝統的なRPGの面白さそのものです。

「……ほう。刻一刻と流れるカレンダーの中で、今日何をすべきかを選択する焦燥感。このリアリティが、ダラダラとしたプレイを許さない、良い意味での緊張感を生んでいるんだな」

独自のゲーム性を確立し、いま遊んでも新鮮な驚きを与えてくれる。本作が今なお「名作」として語り継がれる理由は、この独創性と伝統的な育成の楽しさが見事に融合しているからに他なりません。

「死」という終わりが教える「生きる」ことの意味。衝撃のエンディングを考察

そして、避けては通れないのがあのエンディングです。 ハッピーエンドを望むプレイヤーにとって、その結末はショッキングかもしれません。おっさんも、正直に言えば「みんなでまた笑い合ってほしかった」という願いはあります。

「!!……しかし、本作が貫いてきたテーマは『メメント・モリ』。人生には必ず始まりと終わりがあるという真理だ」

主人公の選択を、単なる自己犠牲と捉えるか。それとも、彼が自らの意志で選んだ「絆を守るための答え」と捉えるか。

死という絶対的な終わりがあるからこそ、青春の一分一秒がこれほどまでに輝き、命の尊さが胸を打つ。少年少女の物語にこの重厚なテーマを落とし込んだ本作は、他のどのRPGにも真似できない、孤高の異彩を放っています。

時間を忘れて没入できる、人生を疑似体験する傑作

まだまだ遊び足りない、やり込みたいという欲求を残しての総評となりますが、おっさんはこの100時間に微塵の後悔もありません。

「……ふむ。癖のあるシステムも、気づけば愛着に変わっている。これは一部のマニア向けではなく、広くRPGを愛するすべての人に触れてほしい名作だな」

近年のライトな作品に比べれば、腰を据えて遊ぶ覚悟は必要です。しかし、その対価として得られる満足感と、この作品でしか味わえない「命の震え」は、あなたのゲーム史に必ずや深い爪痕を残すことでしょう。

「!!……アトラスさん、素晴らしい体験をありがとう。この蒼い記憶は、おっさんの心に永遠に刻まれることだろう」 おっさんは、静かに目を閉じる主人公の微笑みを思い浮かべながら、次なる物語のリライトに向けて、再びペンを走らせる準備を整えるのでした。

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