「よもぎ」の衝撃から幾日。メグミルク「和とミルク 棒ほうじ茶ぷりん」との再会

スーパーのデザートコーナーをパトロール中、おっさんの「和スイーツ・センサー」が再び緑色……ではなく、今度は渋い「琥珀色」のパッケージを捉えました。今回手に取ったのは、雪印メグミルクの自信作「和とミルク 棒ほうじ茶ぷりん」です。
「……ほう! よもぎの次は『棒ほうじ茶』ときたか。前回のよもぎが、おっさんの予想を遥かに超える野性味だっただけに、今回も期待せずにはいられないじゃないか」
パッケージの蓋は、いかにも「香ばしく煎り上げました」と言わんばかりのほうじ茶カラー。この視覚的な演出だけで、おっさんの脳内には芳醇な茶葉の香りが漂い始めます。前回のよもぎには「桜風味の黒みつ」が付属していましたが、今回はストレートな「黒みつソース」が別添え。この王道の組み合わせが、ほうじ茶の繊細な風味とどう共鳴するのか。期待を胸に、おっさんはそのカップを手に取りました。


琥珀色の誘惑。黒みつソースが描く「完璧なビジュアル」


帰宅し、さっそく開封の儀を執り行いました。 「!!……素晴らしい。蓋を開けると、ほうじ茶をしっかり練り込んだことが一目で分かる、落ち着いた色味のプリンがお目見えだぞ」
前回のよもぎの時は、蓋を開けた瞬間に力強い草の香りが鼻を突き抜けましたが、今回のほうじ茶は至って静か。控えめで奥ゆかしい香りが、逆に「大人のデザート」としての品格を感じさせます。ここに、付属の黒みつソースをトロリとかければ、準備は完了。
「……ふむ。なるほど。黄金色のプリンの上に、漆黒の黒みつが広がるこのビジュアル。これぞ日本の美学、和スイーツの正装だな」
視覚的な満足度は100点満点。さあ、鑑賞はここまで。いよいよ、メグミルクが導き出した「ほうじ茶とミルクの正解」を実食です。
スプーンを押し返す「至福の粘り」と、予期せぬ黒みつの猛攻

いざ、大きく一口。 その瞬間、おっさんの口の中で「味覚の主導権争い」が幕を開けました。
「!!……なんだこの黒みつのパワーは! ほうじ茶の風味が……黒みつの波に完全に飲み込まれているじゃないか!」
まず舌を喜ばせるのは、このシリーズ最大の武器である「驚異のもっちり感」です。前回のよもぎ同様、お餅のような強い粘りがあり、スプーンですくい上げる際の手応えは、もはやプリンの域を超えています。しかし、問題はその「味」にありました。
「……ほう。なるほど。確かに美味しい。黒みつプリンとしては、非の打ち所がない完成度だ。だが……ほうじ茶はどこへ行ったんだ?(笑)」
ほうじ茶という素材は、よもぎのように自己主張が激しいタイプではありません。その繊細で香ばしい風味を、濃厚な黒みつソースが真っ向から、そして無慈悲に上書きしてしまったのです。
「黒みつプリン」としての完成度と、ほうじ茶派の悲哀


食べ進めるうちに、おっさんはこのプリンが抱える「贅沢な悩み」に気づきました。
「!!……素晴らしい。黒みつソース自体は最高に旨い。そして、その甘みを受け止めるミルクプリンのコクも申し分ない。だが、最後まで口の中に残るのは、黒みつの香りと甘さだけなんだ」
ほうじ茶の香ばしさを求めて購入したおっさんにとって、この「黒みつ無双」状態は、少々肩透かしを食らったような気分です。
「……ふむ。もしかしたら、ソースをかけずに食べるのが正解だったのかもしれないな。だが、付属している以上、かけてしまうのがおっさんの性。結果として、ほうじ茶の繊細な個性が、黒みつの圧倒的なインパクトに持っていかれてしまった印象だ」
とはいえ、お餅のようなもっちりした食感と、黒みつのハーモニーは抜群。和風デザートとしてのクオリティは極めて高く、満足感自体はしっかりと感じることができました。
リピートは「黒みつ気分」の時に。メグミルクの職人魂に脱帽
期待を裏切らない「もっちりとした弾力」、そして期待を良い意味(?)で裏切ってきた「黒みつの圧倒的存在感」
「……ふむ。これはもはや、ほうじ茶を楽しむためのプリンではなく、黒みつを美味しく食べるための『土台』としてのプリンだな」
メグミルクさんが、この一カップに込めた「和とミルク」の融合。それは、忙しい日常の隙間に、一瞬にして濃厚な甘みに包まれるような、至福のひとときを運んできてくれました。
「!!……メグミルクさん、素晴らしい『黒みつの洗礼』をありがとう。でも次回は、ほうじ茶の香ばしさをもっと前面に出した『逆襲のほうじ茶』を期待しているぞ(笑)」 おっさんは、空になった容器の底に残った僅かな黒みつの香りを名残惜しそうに楽しみながら、次なる「和の素材を活かしきった、あっと驚く新作」を求めて、再びデザートコーナーの深淵へ想いを馳めるのでした。
迷わずカゴへ!「濃厚な黒みつ」と「餅食感」を愛するすべての人へ
結局のところ、本当に美味しいスイーツは、時に素材同士がぶつかり合い、新しい発見を与えてくれるという真理を、この「ほうじ茶ぷりん」は教えてくれました。
「……ふむ。黒みつの誇り、ミルクの輝き、そして驚異の粘り。この三位一体、一度体験すれば、ほうじ茶の行方を探しながらも、その美味しさに納得してしまうことは間違いないぞ(笑)」
おっさんの個人的な感想としては、特に「とにかくモチモチした和のデザートで、甘い癒やしをチャージしたい!」と感じている方に、この黒みつの洗礼を味わってほしい。日常のティータイムを一瞬にして、濃厚な黒みつが支配する至福のひとときに変えてくれる。そんな、確かな(そして真っ黒な)手応えを感じさせてくれる名作でした。
メグミルクの和とミルク 棒ほうじ茶ぷりん、この「琥珀色」に隠された黒みつの情熱を、あなたもぜひ体験してみてください。一口食べれば、おっさんが「ほうじ茶目的だとガッカリする」と苦笑いしながらも、ペロリと完食した意味が、幸せな甘みと共に理解できるはずですよ!