冷凍ケースで放たれる「海老のプライド(?)」えびグラタンとの遭遇

スーパーの冷凍食品コーナーをパトロール中、私の「洋食・アンテナ」が、ひときわ香ばしそうな焼き色と、高級食材「オマール海老」の文字を捉えました。今回手中に収めたのは、マルハニチロの自信作「こんがりと焼いた えびグラタン」です。
「ほう。オマール海老の旨味か。マルハニチロさん、私の夜食タイムを、一気に港町の老舗ビストロで、シェフが贅沢に海老の出汁を煮詰めた至高のグラタンを楽しんでいるような、雅でエネルギッシュなひとときに変えてくれるつもりだな」
オーブンで焼き上げたチーズが香ばしい、レンジ調理可能な2個入りパック。バナメイエビも参戦しているとのことで、海老尽くしの充足感を予感させます。期待と、そして「0.1%のオマール海老が、どれほどエネルギッシュに私の喉を唸らせるのか?」という探究心を胸に、その一袋をレジへと運びました。


オーブンで焼き上げたチーズが香ばしい、レンジ調理できるこんがり焼きのえびグラタン。


レンジの中の「焦げ目の誘惑」いざ、解凍の儀





帰宅し、さっそく「グラタンの儀」を執り行います。パッケージの中には、小ぶりながらも使い勝手の良そうなグラタンが2個。
「素晴らしい。解凍前だというのに、表面のチーズには食欲をそそる茶褐色の焦げ目がしっかり付いているじゃないか。これぞ『こんがり』を名乗るエネルギッシュな自信の表れだぞ」
指定の時間通りに電子レンジで加熱。扉を開けた瞬間、チーズとホワイトソースの香ばしい匂いが一気におっさんの鼻腔を刺激します。
「おぉ! なるほど。見た目は完璧だ。中央部分には、小さく丸まった海老が2尾確認できる。さあ、鑑賞はここまでだ。いよいよ、マルハニチロが導き出した『海老グラタンの正解』を実食しようじゃないか」
「マカロニの旋律」と見失われた海老の鼓動

期待を最大限に高め、まずは海老が鎮座する中央部分にスプーンを差し込みます。
その瞬間、私の口の中で「グラタンのビッグバン」……が起きるのを待っていましたが、訪れたのはあまりにも平坦な、マカロニの行進でした。
「……美味しい。いや、待てよ。おっさんの正直な感想を言わせてもらえば、これは『えびグラタン』と名乗るには、いささか図々しすぎやしないか!」
まず感覚を驚かせたのは、その「具材の比率」です。
「ほう。なるほど。写真に写っていたあの小指の先ほどの小さな海老2尾。驚くべきことに、これ以外に海老が一切入っていないじゃないか! 念のため同時にもう一個を食べていた家族にも確認したが、結果は同じ。海老2尾という『ミニマリズム』を徹底しているんだな」
期待していたオマール海老の旨味にいたっては、0.1%という数字の壁に跳ね返され、私の未熟な味覚ではエネルギッシュに感知することすら叶いませんでした。
主役の交代。おっさんが感じた「マカロニの矜持」
食べ進めるうちに、私はこのグラタンの「真の姿」に気づきました。
「素晴らしい。食べても食べても、スプーンに掛かるのは大量のマカロニだ。これほどまでにマカロニが主役を張っているグラタンも珍しいじゃないか。ホワイトソースは極めて平凡、チーズの風味も見た目ほどはエネルギッシュに主張してこない」
海老はもはや超脇役。エキストラ程度の出演に留まっています。
「ふむ。なるほど。おっさんの個人的な感想としては、これは『えびグラタン』ではなく、『焼チーズ乗せマカロニ煮込み』と呼ぶのが正しいのではないか? 大手が作る商品だけに、もう少し素材への正直さと、ブランドとしてのプライドをエネルギッシュに反映させてほしかったというのが本音だぞ」
完食の先に。おっさんが感じた「冷凍食品の光と影」
気が付けば最後の一口、マカロニを噛み締めながら完食。
「素晴らしい。おっさんの個人的な感想としては、これは一日の疲れを癒やすためのご馳走ではない。あくまで『お腹を膨らませるための作業』としての役割を、エネルギッシュに遂行した結果だと言えるだろう」
お腹は満たされましたが、心は、いつか発売されるであろう「海老がゴロゴロ(0.1%じゃない方)」に、さらなるエネルギッシュな進化と誠実さを期待する決意で満たされていました。
一度食べれば悟る「マカロニの洗礼」
今回の実食を経て痛感したのは、マルハニチロ「えびグラタン」が持つ、一切の妥協を排した(?)「マカロニへの情熱」でした。
「ふむ。こんがり焦げ目の誇り、バナメイエビ(2尾)の輝き、そしてマカロニが奏でる重厚な(そして単調な)旋律。この一体感、一度体験すれば、あなたもこの『海老を探し求める誘惑』に、自分の期待値がエネルギッシュに揺さぶられるのを確かめずにはいられないだろう」
おっさんの個人的な感想としては、特に「とにかくマカロニが好き。海老は飾り。オマール海老という言葉の響きだけで、エネルギッシュに満足できる!」と感じている情熱的なあなたに、このグラタンの洗礼を味わってほしい。日常の数分間を一瞬にして、海老を探す冒険が躍るエネルギッシュな(そして少し虚しい)ひとときに変えてくれます。
マルハニチロの技術力がどこで発揮されたのか、この「シズル感溢れるパッケージ」に隠された、具材の少なさへの並々ならぬ執念。あなたもぜひ、その顎で、そしてその「喉を通った後に残る、驚くほど普通なホワイトソースの余韻」で確かめてみてください。一口食べれば、明日への活力が……マカロニのパワーと共にじわりと湧いてくるような、そんな最高の(?)出会いがあなたを待っていますよ。次は自前で追い海老を用意して、その不足分をエネルギッシュに補完計画してみようか……そんな贅沢な妄想が捗って止まりません。