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丸美屋と言えば麻婆豆腐なのだが…
自分的には丸美屋と言えば麻婆豆腐というイメージで、他に商品があるのも知らなかった。
それぐらい丸美屋の麻婆豆腐の素で作るものは美味しく、それを知ってからは中華料理屋でも注文することがなくなったほど虜となっている。
そんな崇拝にも似た気持ちを抱いていただけに、他の商品に目もくれる機会もなかったのだろう。
ふと先日、いつものように麻婆豆腐の素を購入しようと立ち寄って、その隣に置かれているのを見て初めて認識し、これまでのメーカーへの信頼から購入してみた。
果たして、麻婆豆腐で積み上げてきた信頼を守ることが出来るのか。
豚肉と白菜だけですぐできる!
シイタケ、にんじん、きくらげ、筍入り。
用意する材料はたった2種類!
八宝菜の素である調味ソース。
簡素なこのパックに具材も含めて入っているようだ。
4種類の野菜がソースとともに入っているので、自前で用意する材料は少しの豚肉と白菜のみでよい(今回、お好み焼きを作るために用意し残った海老を追加している)
一つ一つ揃えることを考えれば経済的である。
まずはしっかり火を通さないといけない食材である豚肉と海老を熱したフライパンで炒めていく。
豚肉と海老に火が通ってきたのを確認後に最後の材料である白菜を加えて一緒に炒めていく。
全ての材料に火が通ってきたのを確認。
そこでいよいよ、今回の主役である八宝菜の素の登場。
ソースとともにたっぷりの具材が入っていることが分かる。
ソースを溶かすために必要な水も用意しておく(50ml)
いったん火を止めてから、八宝菜の素と水を加えていく。
それから再び火をかけて、全体にソースが行き渡りとろみがつけば完成である。
出来上がりがこちら。
この時点でもうすでに八宝菜の良い香りが伝わってくる。
偉大な先輩である麻婆豆腐の信頼に応えられるのか?
あまりに美味しい同社の麻婆豆腐の素に対して強い信頼を寄せるだけに、その期待を裏切内でほしいという願いで実食。
…んっ!!
美味しい!
メリハリのきいた味付けで、白いご飯がとても進む八宝菜となっている。
またソースと一緒に入っている具材が驚くほど大ボリュームで、これは他のメーカーも見習ってほしいと思うほど丸美屋の太っ腹精神を感じた。
味付けに関しては、人によってもう少し薄味の方が上品で好きという人には、ソースと一緒に加える水の量を指定よりも増やすとその調整もできるはず。
そうした味わいの幅を利かせることが出来るという点は麻婆豆腐にもない利点だ。
気が付けば残ったソースをご飯にかけて食べるほどはまっていた。
結果的には、麻婆豆腐の積み上げてきた信頼に応える十分な美味しさだった。