甘さゼロの衝撃!ハム×チーズ×ホワイトソースの大人スペック

フレンチトーストと聞くと、多くの人が「お砂糖やハチミツ、練乳をたっぷり使った、口いっぱいに広がる濃厚な甘さ」を真っ先にイメージするのではないでしょうか。私も自宅で作る際は、練乳などをこれでもかと使った極甘仕様にするのが大好きです。
しかし、ローソンが仕掛けた今回のフレンチトーストは、そうした従来の甘さに訴えるような作りとは一線を画しています。
主役に据えられているのは、塩気のあるハム、コク深いチーズ、そしてクリーミーなホワイトソース。甘いスイーツとしてのフレンチトーストではなく、完全に「惣菜パン(食事パン)」としてのクオリティを追求した、非常に思い切りの良いハイスペックな構成になっています。


フレンチ液に浸した食パンに、ハムとチーズ、ホワイトソースを挟み、表面にはパルメザンチーズとパセリをトッピングして焼き上げました。断面からチーズとハムが見えるシズル感のある商品です。

パルメザンが香る美しい焼き色と、食欲をそそる圧倒的シズル感


袋から取り出してみると、まずは表面にトッピングされたパルメザンチーズの香ばしく芳醇なアロマと、彩りを添えるパセリの清涼感がフワッと鼻腔をくすぐります。
一番の注目ポイントは、やはりパッケージでもアピールされているその断面の美しさです。 綺麗な三角形にカットされたパンの隙間から、何層にも折り重なったジューシーなハムと、とろけるようなチーズが顔を覗かせており、食べる前の段階から圧倒的なシズル感をデリバリーしてくれます。
手に持ってみると、フレンチ液をしっかりと吸い込んでいるためか、通常のサンドイッチよりもずっしりとした程よい重量感(ボリューム)があり、丁寧な作り込みには素直に好感を抱けます。
良い意味で期待を裏切る美味しさ!総菜パンとしての確かな着地
さっそく一口、色々な層を同時に巻き込むように大きくがぶりと噛み締めてみました。
「なるほど、これは面白い! フレンチトーストの固定観念がある人ほど、このギャップはインパクトがあるぞ!」
口に入れた瞬間、卵とミルクのフレンチ液がじんわりと染みた食パンの、しっとりとした優しい口当たりが広がります。そこに、ハムのしっかりとした塩気と、ホワイトソースのまろやかなコクが絶妙なバランスで絡み合います。さらに表面のパルメザンチーズが香ばしさをプラスしており、まるでフランスの伝統的なカフェメニューである「クロックムッシュ」を食べているかのような贅沢な和洋の調和を感じさせます。
特別、天地がひっくり返るような奇抜な味や驚くような新食感があるわけではありませんが、ベースの完成度が非常に高く、惣菜パンとして非の打ち所がない美味しさに着地しています。
甘いフレンチトーストへの絶対的な評価は揺るぎないものの、「食事としてのフレンチトーストも大いにありだな」と、新しい味覚の扉を開けてもらったかのような嬉しい喜び(アドバイス)を得ることができました。
ひと手間で化ける!トースターやレンジでの温め直しは必須
そのままでも十分に全体の調和を楽しめる優秀な一品ですが、この商品を120%美味しく味わうための大切なヒントがあります。
それは、食べる前にほんの少しだけ「電子レンジやオーブントースターで温め直す(リベイク)」という一手間です。
家庭用のレンジで数十秒かるく温めるだけで、中のチーズとホワイトソースがとろりと溶け出し、ハムの脂の旨味が劇的に引き立ちます。さらにトースターで表面をサッと炙れば、パルメザンチーズがパキッと香ばしさを取り戻し、中のしっとり感との素晴らしいコントラスト(レイヤー)が生まれるため非常におススメです。
忙しい朝やランチタイムに大活躍!日常を少し特別にする優秀パン
今回、ローソンの「フレンチトースト(ハムチーズ)」をじっくりと体験してみて、その見た目以上の食べ応えと、計算された食事系としての完成度の高さに深く納得しました。
安易に従来の甘いイメージに逃げることなく、ハムとチーズという鉄板の組み合わせをフレンチトースト仕立てにすることで、ワンランク上のリッチな満足感を表現しきっている点には、流石はローソンの開発陣だと拍手を送りたくなります。
甘さ控えめな(あるいは無糖の)ブラックコーヒーや、少し渋みのあるストレートの紅茶を用意すれば、忙しい朝のテーブルや職場のデスクが、たちまちお洒落なカフェ空間へと早変わりします。
朝食のメインとしてはもちろん、しっかりとお腹を満たしたいランチタイムの相棒としても高いパフォーマンスを発揮してくれる頼もしい万能選手。
コンビニのベーカリーコーナーで見かけた際は、ぜひ一度その手に取って、ローソンが提案する新感覚の「甘くないフレンチトーストの美しい調和」を、ご自身の食卓で体験してみてはいかがでしょうか。一口食べれば、そのスマートな美味しさに、あなたもきっと魅了されてしまいますよ。